ウーバーが自動運転部門別会社化とソフバンクから出資で交渉
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蛯原さんの上場準備でのリスク逓減、損失減少、という鋭い見方に加えて、上場時におけるバリュエーション目線をセットする上での思惑も想像されます。
各部門の事業価値総和で全体の企業価値を評価する場合に、金食い虫の自動運転部門を100-150億ドルと評価をつけることで、全体バリュエーションの底上げを意図している様に思えます。UberはLyftと違って複数ドメインに事業領域が跨っており、全体の事業評価が難しい。まして自動運転部門は競合も激しく収益貢献も時間軸が長いので、一旦外部評価をつけておきたいと推察します。当面は金食い虫で、一回でも事故ればダメージが大きい自動運転関連を別会社、その目的はひとえに、上場準備でしょう。
リスクファクターを減らし、少数株主持分だけボトムライン損失を減らす目的。
ダラ社長らしい、トラビスだったらやらなそうな、極めてまっとうな、面白いかは無関係なクールな判断だろうと思います。ソフトバンクは既にGM傘下の自動運転部門のCruise(元は買収したもの)にビジョンファンドから出資している(①)。
そのなかでUberの自動運転部門に、Uber本体への投資とは別で投資をするように見え、また併せて自動車メーカーも1社が少なくとも参加ということでどこか気になる。
Uberの自動運転部門については毎月2000万ドルの損失が出ているという報道が、裁判資料ベースで出ていたばかり(②)。
なお、ビジョンファンドが投資という観点では、Cruiseは上場含めた出口戦略の可能性も報道されている(③)。Uberの自動運転部門との大連合とかもありうるだろうか?ただ、Uberの競合のLyftにGMが投資もしていて近しいという、関係性としては複雑な状況…
Fordも自動運転部門について独立をさせている(④)。採用やカルチャー、IT系含めた連携といった点で、こうやって運営せざるを得ない状況なのだろうか?
①https://newspicks.com/news/3068019
②https://newspicks.com/news/3740639
③https://newspicks.com/news/3195943
④https://newspicks.com/news/3195943