アップルは競争法違反-スポティファイがEUに苦情申し立て
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報道からですが、UberやDeliverooなど30% tax ruleに服していないappもある中で、Appleと直接競合する事業者には30% ruleを課していて不公平だというのがメインの主張のようです。
2017年Google shoppingのケース(EU CommissionはGoogleに2500億円超の課徴金)では、Google shoppingサイトを検索結果の表示で優遇する一方で有力な競合サービスを恣意的に検索結果の下位に表示させるアルゴリズムを使っていたとして違法認定されていますが、今回の件も「Appleの競合アプリだから不当な条件を押し付けた。」「Sportifyが課されたサービス提供の条件にApple Musicは服していない」ということであれば、Appleは苦しいかもしれません。
アプリストアのシェアも収益ベースで見るとApple store がGoogle Playの2倍くらい有るらしく、Dominanceの要件も見方によっては満たされそう。
寡占化されたプラットホーム提供者が、お客さんと競合するサービスも提供すると常に付きまとう問題ですが、EUはこれまでも激しく規制しているので今回も動向が注目されます。EU公取に持ち込む(持ち込まれるほうではなく)のが最も多いのは米国企業です。自国アメリカはリベラル過ぎて取りあってくれないからです。なんですがこの会社はスウェーデンでしたね、であればなおさらです。Appleとしては先鋭化したEC公取の鉄の女マルガレッタ女史に巨額をもぎ取られるくらいならさっさと手打ちを考えたいが、なし崩しになるとドル箱のアプリストアにフランス革命がおきてしまう事も怖い難しい局面に差し掛かりつつあります。
タイミングは的にEUのgafa締め出しに乗りたかったのか。しかし、引けにかけて株価下げ拡大。苦しいと自分で言っているようなもの。自社株買い発表してましたが最近またも冴えずでしたし‥