医師の残業「年1860時間まで」議論大詰め 救急医は「守れるルールを」
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研修医は関係ないですよね、、、医師の研修にその残業が必要なら、今後も新しく医者になる人はずっとその過剰な労働を続けなければいけないわけですし、そもそも研修施設によってそれが変わるということ事態も論理的でないです。そして、何よりこの進歩の早い時代の中で医療をするのであれば、研修医でなくても同じくらい向上心を持ってやっていかないといけないのでは何てことも思います。
(私は実際にほぼ住み込みで研修をした時期もありますし、そのおかげで今の自分がありますし、後悔も何もありませんが、「良いこと」だと思っていません。)
また、地域医療もこれでどうやって支えるのでしょう。
地域医療を医師の過剰労働で支え続けたら、少しの延命はできてもより一層地方で働く医療者が減って目も当てられない状況になるということを懸念します。実際には過剰労働で支えられているのですが。
この制度を決めたら、今度は地域と基幹病院の中でまた線引きに揉めるのでしょうか?
守れる決まりというのもわかりますが、医師の命も守ってほしいものです。過労死した医師が生きていたら何人の命を救ったでしょうか。繰り返さないようにして欲しいと思います。
また、それができないのであればそれ相応の罰則も必要です。数字だけの議論をしても仕方ないのも事実です(おそらくサービス残業に変わるだけです)。
医師不足になれば病院が回らない、事実でしょうけれど病院自体も統廃合しながら適切化されなければいけないように感じます。過労死が発生しうる水準であることを肯定するのなら、過労死が発生しても仕方ないという認識で、労災か何かで遺族に補償をすればいいという考えなのでしょうかね。
座長をはじめ、舵取りをする立場の人は難しい判断を迫られそうです。
医師不足の地域では、ただ1人しかいない医師に1860時間もの残業をさせることが第一の解決策になるのではなく、医師免許を持っている人を応援に行かせることのほうが解決策として優先なのは言うまでもありません。
まずは厚労省や大学教授の人たちで医師免許を持っている人が応援に行けばいいのであって、そうした解決策を取らない(つまり、自分たちが行きたくない)のなら、誰か他の人を探し出して赴任してもらうようにするほうが先でしょう。
都道府県任せにするのではなく、基準や指針を作る当事者たちが実際の労働を経験するぐらいの覚悟がなければ、間に合わせの結論しか導けないでしょう。先日も総合病院へかかりました。
特定療養費回避のため紹介状をもらう@開業医→総合病院→2時間待ち、医師から検査指示をもらうため30秒診察→検査を受ける→結果待ち→医師による結果通知30秒→処方は開業医と同じ
このプロセスで6時間かかりました。そして絶食絶飲。
ここでITを活用すれば、検査指示のプロセスを簡略化でき、患者にはもちろん、医師の外来対応件数を減らし、労働時間短縮と本来業務へのリソース割り当てにつながるのではないかと。