日本の子どもの自殺率が2010年以降、急上昇している
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子どもの自殺の認定基準が一定だったのか、がまず気になります。2010年代前半の増え方が極端なので、この間に統計手法の変化が起きてない、と言うことが確認できなければ、議論を進められないかと
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統計データが示された時、その第一歩として、それを批判的吟味するというのが基本です。なぜなら、議論の前提となる統計データが歪んでいると、その後の議論は全て歪んだ話となってしまうからです。ここに例をお示しします。
記事で用いられた自殺者数は厚生労働省の集計が出典のようです。この集計は、日本国内に居住する日本国籍の日本人のみを対象としています。一方、母数は外国人を含む人口総数を用いてしまっているようですので、そこから算出された「自殺率」の統計データは歪んでしまいます。子数に厚労省の集計データを用いるのであれば、母数も国内居住の日本人のみに限定すべきです。
また、自殺動機の集計は警察庁からのものになりますが、警察庁の自殺者の統計は日本に居住する外国人も含んでいます。すなわち、こちらのデータは東南アジアなど他国から移り住む方たちからの影響を大いに受けます。故に、厚生労働省の出す日本人のみの自殺者数と警察省の出す自殺動機の集計を関連づけて考察するのは不適切かもしれません。
加えて、動機というのは事情聴取や現場検証などからの「推定」になると思いますので、どこまで正確かというところにも議論の余地があります。
屁理屈のように見えてしまうかもしれませんが、このような事情を加味し、差し引いて議論しなくてはいけません。減った方が良い数字なのは間違いないですね。
統計については山田さんや他の方も書かれている通りですかね。
死因についても真偽のほどは不明であるものの、少なくとも以前のものと比べないと子供への期待が高まっているのか、以前から高いのかがわかりません。また、家庭での不和と学校での不具合(イジメ)が重なると自殺しやすいとか、お互いに相関関係などもあるのかもしれません。
いずれにせよ、どうすれば減るのかは、考えないといけません。若者の自殺率が増えてるのは先進国の中では日本と韓国が目立っており、対策が不十分な証拠です。
いじめよりも多い要因が、親からの叱責や、学業不振とのこと。Mexにもたくさんの10代が「死にたい」とやってきます。。