看護師は暇人?小泉進次郎氏の提言に批判が相次ぐ!「医者は看護師などへの業務移管を」
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注目のコメント
小泉さんのタスクシフトの発言に批判が集まったという事に驚きです!!
医師から他の医療従事者へのタスクシフトは非常に重要なポイントです。働き方改革の素案を見るだけでも医師の仕事が多忙である事はご理解いただけると思います。
医師が他の医療従事者と比べて優れているのは医学的知識です。点滴の挿入や採血、予防接種、同意書の取得などの仕事に関しては医師の方が優れているという事はありません。
看護師も薬剤師もみなプロフェッショナルなのです。
それならば、医師の知識をフル活用できるような環境を作っていく事は医療の質を高める上でも日本の経済的観点からも非常に重要です。
看護師も薬剤師も一様に忙しいのはもちろんですが、医師でも看護師でもできる仕事があるのであれば看護師がやった方がコスト少なく保てます。医師はタスクシフトされた時間で遊ぶわけではありません。その時間を専門的な判断や手技が必要な仕事に費やす事が出来るようになります。そして、医師の知識やスキルは向上し、日本の医療の質が向上するというロジックです。
また、医師不足と嘆いているだけでなく、どんな医師が不足しているのかを明確にする必要もあります。医師不足と言われる背景には内科医が足りないという事が挙げられると思います。
医療の働き方改革だけではなく、構造改革も重要だと思います。これを「医者不足の根本的な解決をしていない」と捉え、医者を増やせばいいと主張している人は私には理解出来ない。
そもそも医学部の定員を増やしても効果が出るのは10年後で、少子化が進む中で定員を増やすと質の低下からは逃れられない。
他産業のように外国人医師を増やしたら、「伝わっているか分からない」「日本人の気持ちが分かっていない」とか批判するのが目に見えている。
確かに他の医療従事者も忙しいが、業務シフトして他職員を増やす方が実現時期は早いのでは?小泉さんのおっしゃっている方向性は正しいと思います。が、確かに今や日本は医師だけでなく(とりわけ医師不足)、看護師、薬剤師含め、どこも人材不足。患者さん毎年増加で本当に忙しい。。
ですので、もっと優先的にスピード感持ってIT化、AI化の議論を進め、予算を投入し、問題の本質から変えていかなければならないと思います。
予防接種は、ひとまず医師の指示のもと、看護師が処置をすることが望ましいと思います。合併症の多い高齢者のワクチン接種は、その時の状態を医師に判断して頂いた方が患者さんも安心ですし、看護師さんは皮下注射のプロですので、手際も良いし適切。
これからは、医師、看護師の業務負担を軽減する為の効率化が課題です。
その課題に一番インパクトが強いのが情報共有化だと思っています。漏れなく(ダブりなく)患者さん健康・医療・介護データを瞬時に閲覧できる仕組み。そしてカルテ等の入力の手間を省く(音声AI入力など。クラークも人材確保が大変)。医療書類のフォーマットも、もっと簡素化できないでしょうか。