ドローンで無農薬栽培を推進、従来の有機農業の15倍市場を創る
コメント
注目のコメント
トップの菅谷社長が自ら率先垂範しているのだから凄いですね。
なにより生産物の買取というスキームは、凄いと思います。
みちのく銀行との地域商社モデルも広がりそうだと思います。
一方で、記者のインタビューに乗せられて「無農薬」を連呼させられていますが、このキーワード一辺倒というのは少し危惧を覚えます。少し違和感を感じるのは、先日の農水省のイベントで聞いた内容と、この記事で書かれている内容にギャップを感じること。
将来的な方向性やビジョンは掲げつつも、
「なるべく農薬を撒かない」や「残留農薬が必ずゼロになるような薬散設計」という現時点での達成度を明示するようになったのが現在地で、
組織で確実に現場で経験値を積み重ねているというのが、伝えたいメッセージなのだと感じます。
時々僕が話すパネル等の場にもオプティムさんの名前を見かけることから、社員の方もモチベーション高く、勉強熱心なんじゃないかな。良い文化。
やっぱりつくったものを売るまでコミット出来るのは、トップの決断ありきですね。60人組織か、凄い。
記事引用:
一方、ソフトウエアは自社でやっていきます。農業ビジネスの部門は開発担当者を含め60人体制です。スマート農業に取り組む日系企業で当社ほど人材を投入しているところはないのではないでしょうか。
先日もこの特集について、
マイファームさんからもこちらのリリースが出ていました。昔から読んできた雑誌なので、正確な情報の提供を切に願います。
『週刊ダイヤモンド(2019年3月9日号)』掲載記事について
https://myfarm.co.jp/news/20190301_mfinfo/買取りを実践するのは本当に素晴らしいです。農家にとって再生産可能で安定した価格での販売は悲願です。
以下気になった点を
1点目
記事の中にある「一部分を無農薬でできるようになる」
という発言を無農薬を推進!に書き換えられてるんじゃないかと思います。
ドローンによる検出&ピンポイント散布では、居たら薬剤を使うわけなので無農薬を積極的に推進しているわけじゃないと思うのですが。
2点目
農薬散布の栽培歴の書き方はどうなるのかと、現行農薬ごとに定められている散布回数に関しては株ごと管理しているのか?ですね。ドリフトした場合どうなるんだろうとかが気になります。
3点目
ちなみに特別栽培の減農薬基準で言うと減農薬キャベツは簡単にできます。散布成分数4(基準は22)ぐらいでキャベツは作れますが、だいたいキャベツ農家には驚かれます。ドローンがなくても比較的容易です。あまり優位性は無いように思います。
また米に関しても減農薬は比較的容易です。島根県内だけでもかなりの農家、農業法人がやっていて当たり前過ぎて価格優位性を作れていないのが現状です。
4点目
特別栽培で生産していると思うのは、やはり消費者の1番の関心事は価格だなと。有機や特別栽培に関心を示すお客様は基本コアなんですよね。スケールさせにくいのをどうされていくのか、数を売る段階でどうなるのかがポイントだと思います。