なぜ、フェイクニュースは拡散するのか? 科学者が見た「装置としてのSNS」
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注目のコメント
この記事は良いですね、勉強になります。
・道徳感情的な言葉の方が拡散されやすい
・扇情的な方が感情伝染しやすい
・共有の80%を、全体の0.5%が担っている
・高齢者、極右が偽ニュースを共有しやすい
・自らと違う意見に一定期間触れると、持論により固執する
・フェイクニュースはコンテンツの問題ではなく、情報生態系の問題
個人が情報洞察力を上げるだけではなく、ネットワークの問題として仕組み改ざんへ取り組むことも大切なんですね。日本では「代替医療」というフェイクで人が命を落としていますからね。アメリカはFDAの規制が厳しく、医学的根拠なく「治る」と謳う広告やパッケージはすべてNGです。漢方も同じ。どんな薬や治療法も売るのは自由だけど、科学的根拠なしに「薬」「治療」いうような言葉で宣伝しちゃいかんということ。
日本のテレビの健康番組も酷い。科学的根拠があるものからほとんどないものまでいっしょくたにされている。かつてのみのもんたの昼番組、あれもアメリカだとFDAの規制でほとんどアウトだと思う。
規制内容は単純で、科学的に十分な根拠が積み上がっていることじゃないと「健康に効く」と言っちゃいけない。どこかの一人の先生が白衣着て登場して仮説を披露するだけじゃダメということ。
要は、日本人の健康意識が高いのは本当で、それに漬け込む商売が規制されず放置されているということです。フェイクニュースの拡散速度について。『偽情報や誤情報は、そうでない情報と比べ、「速く、遠くまで伝わる性質」があることもわかっているという。拡散を加速させるのは「扇情的」な言葉だ』。また「怒り」を誘う言葉も反応が多いことが分かっています。
フェイクニュースが、トランプ政権を生んだというのも通説化しつつありますが、確実に影響があったかどうかはまだ研究が進められている状況です。
問題は、フェイクニュースで、日本もアメリカのような分断社会になるのかどうかということだと思います。