「真の働き方改革」のためにアップデートすべき意識とは
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注目のコメント
エレコムさんのメディアで取り上げていただきました。
繰り返し話していることですが、色んな選択肢を、色んな人が持てて、それが見えてきたらもっといい環境になるのでは、と思っています。
いい環境、というのはいい仕事ができる環境です。思いっきり働けたり、じっくり働けたり、沢山の仕事ができたり…"いい"の定義がもっと多様化できたらいいなと、いつも本気で考えています。〉副業を禁止している会社のほとんどは「副業に夢中になられると困る。本職で自己実現してほしい。」という理由を挙げますね。ただ、もし社員が副業に夢中になってしまうのだとしたら、それは残念ながら本業の仕事に魅力がないということだと思います。要するに、それは上司の責任です。
この言葉が印象的過ぎる。本質ですね。「企業は新しい働き方の必要性に直面したら、全社ルールなどを構築するのではなく、必要最低限の小さな範囲で取り組むべき」との考え方はその通りで、働き方改革はボトムアップからのミニマムスタートが原則です。そもそも働き方改革なんて、政府や会社に指示されることではなくて、個人が生き残るための手段ですからね。なんですぐに全社ルールを作ろうとするかというと、答えはただの大企業病で、経営陣は「ダイナミックな判断の方がカッコいい」と思い、担当者は「特定のイレギュラー管理よりルール作りの方がカンタン」と思っているだけです。ほんと、この程度の下らない理由が多いですよ。
物事の大半をダイバーシティ在りきで判断されているようで、とても共感できますし、理想像だと思います。ただ、問題解決のボトルネックが中間管理職になると思い、そこが懸念ですね。現在の中間管理職は決して優秀な人達ばかりではないので、イレギュラーを許さない傾向にあります。それはそれで彼らの生き残る手段なのでしょうが、基本的にルールの中でしか物事を判断せずに、はみ出したら即アウト判定なので、彼らの思考回路をアップデートしないとボトムアップからのミニマムスタートは難しいです。
私は上司に報告せずに色々勝手にやってしまって、上手くいったら報告して失敗したら無かったことにするので、上司も何となく泳がせておいてくれて、色々上手く回っています。そういった適切な関係性を構築することが先決なのかもしれません。