「この国は、女性にとって発展途上国だ。」 広告・メディアに必要な人権意識とは?原野守弘さんに、白河桃子さんが聞いた。
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注目のコメント
国際女性デーに向けて、たくさんの記事が配信されていますね。企業の新しい戦略やキャリアの上で、国際的な人権感覚やジェンダー意識は欠かせない。特に情報発信者には。
日本でも戦略的な発信を行う原野守弘さんと対談しました。クリエイターにとって「何が今カッコいいか」というのが非常に重要で、すでに「ジェンダー平等」や「人権」感覚に優れた作品を発信することが「カッコイイ」の主流になっていることが発見でした。
朝のワイドショーでも「働く女はオス」問題が取り上げられていましたが、総じてタレントのコメンテーターは「めんどうくさい」という反応。しかし「めんどう」と言っていられないのは、これが企業価値や投資、売り上げなどに関わってくる時代だからです。世界女性デー!って事で女性の話にコメント依頼が今日はきているのだと思っている。これもそうなんだろうけれど、このインタビューは私にとっては「原野くんはやっぱ天才」って話しだ。
彼の凄いところは、共感のいいラインをグサッとつくところで、共感の方向性も柔らかかったり暖かかったりクールだったり色々扱えてしまう。わたはクリエイターってこの見極めが命だと信じているところがあって…原野くんのは天才的なかっこよさだ。ジョブズ以上だと思っている。その才能を生かしてもらい切るように仕事するのが一番だよね!Polaの良いなー。
女性の問題もきっと当事者の多くより、深いキー・インサイトを見切れているから、これをみて自分の問題が何だかわかる当事者が多いんじゃないかな。
「要は全部取れるやつ考えりゃいいんだろ〜」って飲んでる時にボソって言ってたけど、そうだけど普通はそれできないからね。
もっともこれからの時代は、様々な軽いインサイトにもしっかり答えるコミュニケーションも大事。要はRole of Executionをもっとストラテジックに考えていくことがマーケティングを取りまとめる側の課題だ。いわばこれ見ればわかるというこの動画を全員にみてもらうための見事な仕掛け、そういった事をツラツラ考える昨今である。日本の価値観はガードが固く、変化の急激さを嫌う。
そのため「世界の常識はこうだ」と押し付けるのではなく、
寛容性ある情報発信が必要とのこと。
これは広告活動だけではく、私たち個人の生き方や、
意見の伝え方の本質でもあると思います。