2025年までに起こりうる既存ITシステムの崖 ーDXレポート
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DXレポートでは、DXの実現における課題として、日本企業は世界に比べデジタルに対するビジョンと戦略が不足していることを挙げている。
でもブラックボックス化した既存システムを抱えているのは日本企業だけではないし、ビジネスの高度化や複雑化への対応は日本企業に限らず必要なこと。
欧米企業では、多種多様な人々が同じ方向を向くことが組織を正しく機能させることにつながるので、ビジョンを掲げ戦略を明確化する傾向がある。
当然、経営におけるデジタル技術の活用は不可欠であり、ここが日本との大きな差といえるのでは。基幹系システムを作り込んでしまった会社はメンテに手いっぱいで、今までの資産が負債となってしまってデジタルを活用した新しいビジネスモデルへの変革なんてトップの強烈なリーダーシップがない限り、なかなか手をつけられないだろうなぁ。あと今みたいな変革期のリーダーは最低でも10年はやらないと腰を据えて大きな挑戦が出来ないと思う。
『レガシーシステムと呼ばれる、複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムが残存した場合、2025年までに予想されるIT人材の引退やサポート終了等によるリスクの高まり等に伴う経済損失は、2025年以降、最大12兆円/年(現在の約3倍)にのぼる可能性がある。』2038年問題というものもありまして、32ビットマシンの場合時計のカウンターがオーバーフローして1970年に戻ってしまいます。
2038年問題
https://ja.wikipedia.org/wiki/2038%E5%B9%B4%E5%95%8F%E9%A1%8C