スピルバーグ監督、アカデミー賞選出基準からストリーミング除外を提案へ。4月に理事会
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
スピルバーグが言っていることを保守的だと捉えるのは間違い。
そしてキュアロンが言っていることやRomaで体現した事は、スピルバーグの論調とは対立している様に誤解されがちだが実は同じことを言っている。
差分は時間軸。キュアロンは向こう10年のストリーミングが映画館を凌駕するまでの間の映画の多様性担保に向けて、スピルバーグはストリーミングが完全に映画館を凌駕したあとの事を考えた上での多様性担保に向けて、の話をしている。
そしてキュアロンはRomaという作品を通して、本心はスピルバーグと同意見であることと、しかしながら既存の映画業界のままでは駄目である事への皮肉を痛烈に叩きつけた。
見事でした。アメリカ映画協会に加盟し、映画館100館以上で公開し、
作品的にも素晴らしいRomaの様なストリーミング映画作品たちが
アカデミー賞にノミネートされるべき作品では無いというのは、
商業エンタメの世界ではナンセンスだと思います。
Netflixは、もはやストリーミング配信の会社では無く
ディズニーなどと双璧の巨大エンタメ企業と捉えるべきです。なんとなく言いたいことは分かります。
本来はエミー賞対象のはずの作品なのに、アカデミー賞にノミネートされるように話題性のために金かけて「ハック」しただけだろ?という言い分だと思うので。
が、時代としてはもう許さないでしょうね。
僕はスピルバーグ監督よりですけど。
ただ逆に「映画」の定義を考えるいい機会になるかもです。