たばこ影響、画像で警告を 学会が財務省に要望
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私も喫煙反対派ですが、しかし一方でこの財務省の判断は間違ってはいないと思います。
例えば煙草の箱の表面に過度に不快感を与える画像、グロテスクな臓器画像を表示するなどして「喫煙者へ恐怖を与えること」が正しいのかどうかという点を考えた時、倫理的にはそれで喫煙者が喫煙をやめればその分不快な思いをする人が社会から減るため「善」です。しかしながらその恐怖表現を見て禁煙する人がそれほどいない場合には、単に喫煙者及び周囲の人に恐怖という不快を与えるだけに留まるので「悪」です。
社会に与える「快」と「不快」をある程度定量的に評価できていないならば、煙草の箱に恐怖表現を貼り付けて不快な印象を与える事は、左派が大好きな「ポリティカル・コレクトネスを大義名分にして倫理的悪を肯定する」という事を助長してしまうと思います。と考えれば、煙草の箱に表示する画像が喫煙者の数に影響するのか否かを研究した社会統計データなどが出揃ってから判断しても良いんじゃないかと考えます。