【独自】2019年秋に登場するiPhoneは、カメラが「三つ目」になる
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カメラモジュールは様々な部品や材料で構成されている。レンズ、レンズバレル、基板、フレキシブル基板、OIS、イメージセンサー、IRカットフィルタ、VCM(ボイスコイルモーター)などなど。こうした光学部品は言わば数少ない可動する部品であり、非常にセンシティブな部品でもある。ちょっとズレたら綺麗な映像は撮影出来なくなるからだ。
携帯電話から始まったこのカメラモジュールのトレンドは勿論筐体内に収めるために小型化、低背化が進んできた。スマホの場合でもそのトレンドは同じだが、画素数や写真文化、アプリの拡大、通信速度の向上により、より高精細かつ明るく美麗な写真が求められるようになった。
レンズに求められる性能が進化していくのもまた必然であり、光学特性を維持したまま薄くしたり、何枚ものレンズで要求スペックを満たしていくことになる。
ラーガンは記事でも紹介される通り、レンズメーカーでは最大手だろう。
日本のメーカーではシャープがカメラモジュールでは最大手であり、2011年あたりまでは世界最大手だった。https://japan.zdnet.com/article/35011257/
シャープの傘下のカンタツもまたこうしたカメラモジュール向けのレンズを生産している。
下記記事によれば、ラーガンと並んでAppleにレンズを供給しているとある。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-05-15/P8PJ5X6KLVR401
他には台湾系ではラーガン以外にもgeniusなども大手の一角と言われている。
追記
Appleはこうしたメーカーであっても傘下にはしない。徹底的にSCMと設計やデザインや販売に注力するからこそ部品の在庫管理や在庫責任負担を軽減し、ワーカーコストもまた部品代として形状し、需要の急増急減にフレキシブルに最小のダメージで対応できる。
ちなみにHuaweiはフォースタッチ導入もAppleより早かった。アップルのiPhoneは、今年の新モデルで「三つ目」になるという予測と、それを支える謎のレンズメーカーについて寄稿いただきました。
カメラ好きにとってレンズと言えば、ニコンやキャノンなどが作っている、ガラスのレンズです。しかしスマホのカメラの世界を牛耳っているのは、多くの日本人が聞いたことがない、この台湾の巨大レンズメーカーなのです。
彼らが生み出す技術が、次々にiPhoneの姿かたちをかえてゆく舞台裏を、ぜひこの記事で理解したら面白いはずです!前から不思議なんですが、これだけコアなサプライメーカーをなぜ買収しないのでしょうか。もちろんアップルは様々な企業を買収していますが、ほとんどソフトウエアです。ハード系の部品メーカーなどはほとんどいません。
"ラーガンは現在、カメラレンズを巡る特許の60%以上を1社で保有しているとみられています。"