【こんまり】「ときめく」仕事で輝く方法、教えます
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先日ニューヨークのBarnes and Nobleという大型書店に行ったところ、(こんまりさんの本がベストセラー欄に並んでいるのはもちろんのこと)「マインドフルネス」のコーナーに、"Ikigai(生き甲斐)" というワードがタイトルに入った本がたくさん置いてありました。
この"Ikigai" というコンセプトは、先日ニューヨーク・タイムズにも取り上げられた1つのバズワードです。
「日本のスタイルに学ぶ__」のようなサブタイトルが多く、こんまりブームを発端として、日本式の考え方が今見直されているようです。片付けに始まり、人生設計や休息法など、「日本式」のポジティブなトレンドは外国からみた日本全体のイメージにも良い影響を与えているような気がします。3月8日は「国際女性デー」。NewsPicksは女性をはじめとする多様な人々の幸せな働き方を応援するプロジェクト「カラフルワーク」を本日よりスタートします。それと連動した特集がこの「カラフルワーク」特集。仕事や働き方や人生観も各人各様、色とりどり。どの色にも優劣はないし、どの色で染めてもいいじゃないというメッセージを込めました。
特集1回目、2回目は、Netflixの「KONMARI」が大好評、アカデミー賞2019のレッドカーペットも歩いた片づけコンサルタントの「こんまり」こと近藤麻理恵さんが登場します。
・スケッチブックに、今困っていることを全部書き出す
・価値観が違う相手を尊重する
・相手のテリトリーは不可侵
など名言が飛び出すインタビュー。励まされる言葉でいっぱいです。茶道、華道に柔道、剣道。日本では何かを通じて精神性の修練をする「道」という考え方がありますが、この片付けメソッドはある意味、家元こんまりさんによる「片付け道」とも言えそうですね。
とかく精神論に走りがちな日本のスポーツ界にも最近は科学的アプローチが導入されていますが、逆を言えば何かの行為に精神性を意味付けするのが日本人は得意とも言えます。地方→東京→アメリカという直線的な成功というだけでなくNetflixにより肩肘張らずに素のまま(生搾り)が配信される状況も極めて今風だなと感じます。