【松田憲幸】優れた技術者との出会いから革新的な製品が誕生する
コメント
注目のコメント
シリコンバレーは、IT業界において、まさに世界の中心です。日本だと東京にあたります。東京以外に本社をおいている会社も東京に支社があるように、シリコンバレーに本社をおいていない会社でも、ほとんどの会社はシリコンバレーに支社をおいています。
そして、シリコンバレーにはアップル、グーグルをはじめとした巨大企業、そして数多くの有力VCがあるので、業務提携や資金調達などを目的に、大企業からスタートアップ企業までCEOクラスの方が定期的に世界中から訪れてきます。
シリコンバレー移住後、人と会う機会がすごい勢いで増し、今までCEOに会うためにそれぞれの本社に出張に行っていたのが、先方から定期的に来て、シリコンバレーで会えるようになりました。
また、食事も家に招待することも多いので、レストランの時よりも親密さが格段に増し、強い信頼関係を結ぶことができるようになりました。
パートナー企業との強い信頼関係の構築はヒット製品には欠かせないものです。
そして定期的に会うことで信頼関係はさらに増していきます。
そのようにして、長く続くヒット製品が生まれていくのだと思います。ポケトークとソラコムの協業についてはこちらに詳しく書いてあります
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/spv/1807/06/news046.html
62日でグローバル対応SIMの開発が完了とあります。とんでもないスピード感。開発するだけならできるかもしれませんが、ソラコムのプロダクトに組み込むんですよね。想像すると恐ろしいイノベーションにおける事業企画・製品企画にとって重要なのは「突拍子もないアイデア」を思いつくことじゃない。
これだけグローバル経済が発展し、世界の距離が縮まり、インターネットにより情報がゼロ距離で拡散する時代において、誰も思いついていない突拍子もないアイデアを思いつくことなどない。
そこで重要になるのが「編集力」だ。イノベーターとはキュレーターでもある。
コンシューマーとプロブレム、そして、そこにソリューションと技術を結びつけ、マーケットを繋ぐ。それによってイノベーションが起こる。まさにConnecting the Dotsだ。
イノベーションとはキュレーションだ。編集力こそが新たな価値を産む。
そしてもちろんそのために必要なのはインプットである。知識だけのインプットではない。現物、現場、現実の三現主義でのインプットこそが、新価値創造のためのキュレーションには重要となる。
QT:
"優れたテクノロジーを持っている人たちとの出会いがないとイノベーティブな新製品は誕生しません"
"iPhoneにしても、ひとつの画期的な技術だけでできているわけではなく、さまざまな技術の組み合わせでできています"