【松田憲幸】「どん底」経験が決断させたシリコンバレー移住
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シリコンバレーに出張で行くと、非常に良い感じで商談ができたなと思っても、
「Nori、次、来週会える?」と聞かれて
「ごめん、今週いっぱいしかここにいないんで。」
ということが多くあり、良いディールを何度も逃していました。
そこで出張を2週間、そして1ヶ月にしてみたら、もっと決まるようになり、
これ、移住したらすごいことになるのでは?思ったのです。
実際、移住後に、パーティーにファミリーで何度か呼んでもらったら、面白いようにどんどんディールが決まっていきました。
住んでいるのと出張で来ているとの差は、比べようもないほどの差があることを実感しました。
一般的に社外取締役はブレーキ役と言われますが、
当社の場合はアクセル役になってくれることが多いです。
IT産業は、アメリカ、特にシリコンバレーに異常なレベルで集積している。シリコンバレーには無数の優良なコンテンツがあり、ファウンダーがリスペクトされ、ファミリーで付き合うカルチャーがある。
これらを考えると、世界を目指すには、私がシリコンバレーに乗り込むしかないと久保利さんにお話ししたら、むしろそれ以外ダメだ。と切り返されました。これはほんとそう。やる気のない経営者の下で働いたことあるけど、あれはマジで地獄だった。
ビジョンは提示されない。戦略もない。部下からの提案にはケチをつけ、現場には口を出してかきまわし、失敗は部下のせい、手柄は自分のもの。
やる気のない経営者の下では、優秀な人ほど力は発揮できず辞めていき、無思考な歯車だけが残る。当然売上は右肩下がり。
経営トップが高みを目指さなくなった会社は終わりだ。
QT: "ペースメーカーというと彼に失礼かもしれませんが、常に彼の背中を見ていたい。そんなふうにしてトップを意識していないと、おごりにつながると思いました。
経営者がいちばん失敗するのは、経営者自身がやる気を失ったときだといいます。社員から見れば、「この経営者、もうやる気ないな」ということはすぐわかります。"【試してみることに失敗はない】
USBの大量在庫・どん底の状況から、USBインストール型のセキュリティソフトが生まれ、大ヒットしたというのはすごく面白く興味深いエピソードでした。
コカ・コーラが誕生したのも、薬屋のジョン・ペンバートンが、客が頭痛薬を水割りで飲んでいたのを発見し、自分で飲んだところ飲みやすかったので、ソーダ割りにしてみたのがはじまりと言われています。
偉大な商品やサービスも、きっかけは、一つの気づきやアイデアだったりするのだと思います。