【湯川カナ】人を蹴落とさなくていい。ヨーロッパの助け合い精神
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人脈作りとか巷でよく聞きますがこの記事に書いてあることの方が本質的だと感じました。「ギフト」という考え方。記事や本を読んで感銘を受けている時点で何かを受け取っているのだから、単なる挨拶やお礼でなく相手にとって有益なギフトを届ける。ギバー的発想ですし、何より相手へのリスペクトが感じられます。
「勝たなくても幸せになる方法」とは、どういう態度で社会に接するかどうか。
まだ業界が存在しない、誰も知らない創業期のヤフーに飛び込む「勇気」は、社会に対する信頼に根ざしているのはないか。これは、別のヤフー創業メンバーとお話しした時にも感じたことです。
ギフトを差し出す心がけも、社会に対する肯定感や安心感があってこそ生まれるもののはず。
「必ずこちらから何かギフトを差し出すように心がけていました。だって、単に「面白いです」って言われても向こうは忙しいじゃないですか」
「なぜギフトを持っていくかといえば、最初にもらっているから。糸井さんの「ほぼ日」を読んでたくさん勇気づけられたし、初めて内田先生の本を読み終わったときなんて、ハッと顔を上げると本当に世界が輝いて見えたことがあったんです。
だから、私はどうやったらそのお返しができるかと考え、とくに下心なく、自分のできることを携えてコンタクトを取りました」ヤフーの高額ストックオプションを返上し、スペインへ飛んだ湯川さん。スペインを選んだ理由がまた、とても型破りというかユニーク。…というか、もうギャンブラー。
それでも「死ぬリスクがある場所が変わってきている」の言葉に、ハッとさせられました。
私たちはよく、ヨーロッパとアメリカを「欧米」と一括りにしますが、その違いについての考察もまた、興味深いものがあります。
読者の皆さん、初日から温かいコメントをありがとうございます!