「ゴーン流の成功は幻想」 日産社長インタビュー詳細
日本経済新聞
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注目のコメント
新しいRenaultの会長であるスナール氏への言及が印象的。
あとはゴーン氏に関係する点では、トップが権限を握った時にそれを周りが検証・阻止する難しさは分かるものの、だから取締役会といったガバナンスがある。そのなかで自身も取締役に入っていた中で「分からない」という部分はどうかと思う。日経記者はNPよりきつい質問をしますね。
それはそれとして、ガバナンス体制の箱をはじめにしっかり作らないといけないこと、一度作った箱を後で修正することがいかに困難かが感じられるインタビューでした。
日産の新ガバナンス体制発足はもうすぐですが、本当の課題は米国でほっておいても売れる車で、こちらの方が喫緊の課題と思います。甘え!恐らく、「日産の自立性を担保する」とは、「フランス政府に対するバッファーになってくれる」というナイーブな視点であろうが、ゴーンがいなくなればどうなるか、考えなかったか?また、「自立性」を重視しながら、60%近くの株主の利害を「無視してしまった」ということは、自身の経営者としての立場をアカウンタビリティより優先したように感じる。また、これから日産のガバナンスはどうなるべきか、社長として意見がないのか?
「日産にとっては(元会長が)日産の自立性を担保するためのルノーへの盾になってくれるという気持ちが強すぎ、企業統治に問題が生じるという議論はなかった。結果、ルノー以外の株主の声を十分に吸い上げられなかった」