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米中貿易交渉について。記事の背景としての数値を確認していく。

【大枠】※①に詳細
米国の中国からの輸入金額は約5000億ドル、また全輸入は約2.9兆ドルなので約1/6が中国から(全輸出は約2.2兆ドル)。GDPは約18.7兆ドルなので、対GDP比で輸入は15%、輸出は12%。
中国の米国からの輸入金額は約1500億ドル。全輸入は約1.5兆ドルなので約10%ほどが米国からで、米中では米国の貿易赤字約3500億ドル。中国の輸出総額は2.1兆ドルで米国は約1/4を占める。GDPは約11.2兆ドルなので対GDP比で輸入14%、輸出19%。
また長期での米中の貿易の状況についての推移は、②のWSJのビジュアルコンテンツがとてもオススメ。

【現状】③から転載
3か月移動平均で、中国の輸入は米国からは直近は35%近い下落(2018年半ばは+10%ほど)。ただ他国からの輸入も大きく減少していてマイナス圏に突入。同様に2018年半ばは+20%ほどだったので、大きな生産調整が起こっていることが伺える。
米国の輸出は、中国向けは約25%の下落、ただ他国向けはほぼ変わらず+9%。

https://newspicks.com/news/3335802
https://newspicks.com/news/3573063
https://newspicks.com/news/3708783
「中国の問題がいかに深刻であるかを同国に理解させるべく、米議会の支持が不可欠になるとも訴えた。」とありますが、本音は「中国の問題がいかに深刻であるかをトランプ大統領に理解させるべく、米議会の支持が不可欠になるとも訴えた。」ではないでしょうか。トランプ大統領が対中合意に傾くなかで、もっと中国を叩きたいライトハイザーとしては、議会からの強い要求の存在を証明して、大統領を翻意させる材料を得たかったところでしょう。
・最初に他項目の要求をつきつけて驚かせる。
・相手に実行可能なプランを選択させ、理由を主張させる。
・約束実行のフォローアップ会合を設定する。

アメリカのやり方は、日米貿易摩擦の長い歴史を紐解いてもだいたい同じだ。
日本に相談してくれれば、対処法を教えて差し上げます^^
これも、鉱工業生産と並んで本日のリスクオフの一因となっているようですね。
中国にものを売ろうとしない、
中国の輸入はまだ足りない、とアメリカは言う。
こんな矛盾はないじゃないか。
トランプ大統領よりも対中強硬のライトハイザー氏。中国にとってポピュリストの大統領の方が与しやすいと思っているはず。