風力発電機市場 日本勢は“不在” 発電機の大型化競争で欧米勢に取り残され
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だだっ広い中国や米国テキサスやカリフォルニアといったあたりは別として、これから欧州や日本で伸びていくのは、風力の中でも洋上。
”Twelve countries in the European Union (EU) failed to install "a single wind turbine" last year, the CEO of industry body WindEurope said Thursday. ”
https://www.cnbc.com/2019/02/21/wind-suffers-tough-year-in-europe-12-nations-failed-to-install-turbine.html?utm_source=CCNet+Newsletter&utm_campaign=fcea86f0ac-EMAIL_CAMPAIGN_2019_02_25_02_22&utm_medium=email&utm_term=0_fe4b2f45ef-fcea86f0ac-36409957「機器の輸出に限らず、事業への出資や運営、メンテナンスも含めた総合的なインフラ輸出を支援する」
主機の風力タービンが、100%国産で無いのだから、オーナーになるか、部分出資しかないでしょう。
主機に関しては、中身がわからないのだから、メンテはメーカーに任せるしかない。風力発電で日本が欧州勢に負ける理由の一つに、増速用歯車装置があります。低速で回転する羽根の回転動力を発電機に適した回転数まで増速する大型の歯車装置なのですが、日本にはこれを開発、生産できる企業がありません。
歯車はその大きさに対して生産設備への投資額が指数関数的に高額となるため、よほどしっかりしたビジネスモデルが描けないと投資が難しい事や、大型の歯車装置を運搬する上で道路交通法がネックになる事、大型歯車装置を開発する技術者が不在(そもそも歯車を研究している大学がどんどん減っている)など、欧州勢に負ける理由満載です。