新着Pick
380Picks
シェアする
Pick に失敗しました

人気 Picker
最近のバズワード「デジタルトランスフォーメーション」についてお話しました
DXって色んな上場企業のIR資料に入ってますが、かつてのビッグデータやマーケティングオートメーション、AIと同様、イメージが具体化してないなーと思ってました。
実際に、「DX化とは言ってみたもののどうしよう?」というご相談も頂く中で色々考えていったら、デジタルによってユーザーの体験(BもCも含む)が劇的に不可逆に変わる事を意味してるんだなーという事が共通項として分かってきました

さらに30社くらいの戦略の相談を考えていく中で、デジタルでユーザーの体験が変わるという事はどういう事か?を具体化してく中での共通して浮かび上がってきた3つの論点が「ID戦略」「動画」「One to One(リアルタイム×パーソナライズ)」でした

つまりDX化を考えていく際にこの3つの論点に必ずぶち当たるという事です
今後のUXにおいてこの3つは思いっきり重要なファクターになってくると個人的に予想してます
須藤さんが言う通り、デジタルトランスフォメーションにおいて企業がまず向き合うべきはCustomer ID。先ずはこのベースがないと、どんなデジタル施策を行っても、効果は半減してしまう。自社のお客様は誰なのか?これの特定なくしては、進められませんね。
そして、もう一つは体験。須藤さんが言う、動画、One to Oneもそうだが、すぐれた体験を提供できるか?これはデジタル化の前に、ビジネスのベースとして考えておくべきこと。この視点が抜けているところも多い。デジタルトランスフォーメーションに向けて、もう一度デジタルだけでなく、アナログな、ヒューマンエクスペリエンスも再考してもらいたい。優れた体験とはなんなのかを考えてもらいたい。
WebやPOSで特定できる行動履歴、購買履歴だけでなく、商品・サービスがどのような顧客のどのような状況におけるジョブを解決するため、どのように使用され、結果としてどのような評価を得られたのか、ということであったり、そもそもの顧客の状況把握から解決すべきジョブに落としていくということ、など、デジタル化されていない接点がデジタル化されていくことを通じて顧客の理解が深まっていった結果として、どのようなサービスや製品が、どのような仕組みで提供されていくべきなのか、ということを想像しながら、ステップを整理し、一つ一つマネージできるピースに落として検証していく、ということがデジタルトランスフォーメーションの有効なアプローチになると思っています。社会起点・顧客起点での課題の再定義と解決という視点を見失わず、テクノロジーによって何が解決されていくのか、解決されていくべきなのか、ということをボールドに捉えて、解決の手段としてのビジネス、エコシステムを考えていくという作業ですね。
分かりやすい整理。

ユーザは1アカウントで効率的な消費行動ができる
→企業はユーザの購買データを保有・分析できる
→ユーザはさらに効率的な消費行動ができる
→企業はさらに大量の購買データを保有・分析できる




すごくシンプルな循環。
この循環が周り始めると、企業は在庫リスクの高いビジネスを自社で始めることができる。

起点は、ユーザが効率的な消費行動をできること。
その上で「ID戦略」「動画」「One to One」がキーワードになるという部分もすごく納得。

また、「ユーザ効率的な消費行動が、長期的な満足度につながっているか」を検証し続けている企業はさらにつよい。

【「顧客に信頼される」が最優先、”徹底的な顧客志向”で成功する中国「平安保険」の戦略】
http://www.content-dig.com/20181130
未だに日本ではコンビニや中食産業が隆盛なのは単にデジタルトランスフォーメーションが進んでいないだけ、ということか。そういう視点はいいかも。

スマホのアプリで操作するシンプルデザインのシャオミーの炊飯器が爆発的に売れていますが、そういう流れ自体がまだ日本に来ていないですからね。
http://tamakino.hatenablog.com/entry/2018/06/08/080000

だからユーザーのデジタルへの意識改革を促すマーケティングが大切なんだ、という論点は確かにわかりやすい。

でも日本の企業にそれができるのかなぁ。未だにハードウェアの新機能推しの冷蔵庫のCMとか見ていると、昭和から全く変わっていなくて、DXどころかUXすら考えられていない。そこから変えていく感じかなと思います。

====
「例えば「アーラマ」であれば、温かくおいしい料理が店舗から届きますし、「フーマー」であれば、新鮮な野菜などの料理素材を家に届けてくれます。

そうなると、工場でつくって配送された弁当を、わざわざコンビニまで買いに行くユーザーはいなくなります。既に中国のコンビニは、ランチを中心に売り上げが激減し始めていると言われています。」
OMO絶好調ですね。

IDとIP(Intellectual Property)という言葉を使うことがありますが、動画とOne to Oneは1つのIP戦略の形だなと思います。

IPの本質は「生き方、生き様」なので、それが本質的に動画である必要はないかもしれないし、One to Oneのよりもむしろコミュニティが必要かもしれませんが、マーケティングという意味では動画とOne to Oneは正しいのではないかなと。

個別の行動データ収集と活用は当然重要ですが、これの大前提に「体験が便利で楽しい」からそれが集まっていること、アリババはUXの注力を当たり前のように捉えていることは、手段に偏りやすい日本では抜けがちなので、強調しておきたいです。
アリババって自動車販売を自動販売機でやってるんですね。。にしてもここまでアリババがわかっているとなると、人事回りとかの施策がどうなっているかに個人的興味がわいてきます。
「2つ目の論点となるのが「動画」です。今後5G(第5世代移動通信システム)の時代が到来することで、動画はさらに重要度が高まっていきます。今でも顕著な傾向として、日本だけでなくアメリカでも起こっているのが、長い文章が読まれないこと。現実として、悲劇的なほどに、この現象は起き始めています。」(記事引用)

だから動画をもっと重視していこう、とはかならずしもならない。逆張りで、じっくり文字を起こしていく知的作業が、共感の基盤を醸成していくから。どれほど動画が進歩しても、文字を獲得することで物語想像力(創造力)という天与の才を得た人類は、目に見えないものを可視化する文字を宝物ツールとして使い続けるだろう。
食のデジタルトランスフォーメーションは、調理ロボットと自動配達車の到来で大変革に至る、はずと考えていました。でも、中国では農村部から来る低コスト労働力が、その2つを代替してデジタル化が先行してしまいました。ここが日本との違いですね。

同様のデジタル変革は、人の移動(Maas)とヘルスケア分野が大きそうです。他に不動産や旅行、教育分野にも起きるでしょう。

個人としては楽しみしか無いのですが、企業としては大変な時代です。チャンスの時代が来るという意味で前向きに取り組みたいものです。
実際に中国では、今はメニューもない、レジもない、そしてイートインスペースもないという、非常に効率のいいお店が続々と誕生しています。「アーラマ」という、「小口デリバリーの一大インフラ」の登場によって、外食・中食・内食の境目が消えてきているということです。
この連載について
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたち。これらのイノベーターたちは今、何に注目し、何に挑んでいるのか。毎週2人のイノベーターたちに、さまざまなテーマで大いに語ってもらう対談企画。