【田中慎一】ソフトバンクの成長を、ファイナンス面から読み解く
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たとえば、日本の上場企業の平均営業利益率は6%で、ここ5年ほど変わっていません。10%を超えていたら優良企業、15%以上なら超優良企業、20%を超えていたら「笑いが止まらない状態」と読み解けます。
そうした基準となる数字を把握しておくことで、会社分析がクイックに行えるわけです。
ちなみにその会社が「買い」となった場合、価格を算出することになります。本業のビジネスが持っている事業価値(エンタープライズバリュー:EV)がEBITDA(イービットディーエー/利払い前・税引き前・減価償却前利益)の何倍かを表す「EBITDAマルチプル」という指標は、上場企業ではおしなべて8倍程度になっています。
注目のコメント
野村さん、山田さん、インタビューありがとうございました!
遠藤さんも撮影ありがとうございました!!
気の赴くままに、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、取り留めもないお話しばかりしたので、編集が大変だったと思います。記事でうまくまとめていただき、感激しています。
インタビューということもあり、いろんなことを端折ってしゃべっているため舌足らずな部分も多々ありますが、続きは4月から始まるゼミの中でテンコ盛りに議論していきますね。
ゼミでみなさんにお会いできるのがとっても楽しみです♪
このご縁を大切にしつつ、私のゼミでは"ノリ"をテーマに充実した3ヶ月をみなさんと過ごしていきたいと思っています。ファイナンスは上手く実務をこなすためのテクニックである以前に、経済活動のルールそのものであり、その他のMBA的な学問とは一線を画する別物だと思っています。
私自身も微に入り細に入り、ファイナンスの専門知識を熟知しているわけではありませんが、ここで述べられているようなざっくりとした概要を掴んでおくことは極めて重要でしょう。
「実は銀行の人もこういうことが頭に入っていないので、ビジネスパーソンとして差がつけられます」とありますが、私が一緒に働いたことのある上場企業CFOも事業価値と時価総額の違いも理解していませんでしたし、それでいて有識者と称されていたことを思うと、ちょっと勉強すれば非常に差をつけやすい領域なのでしょう。以前、「史上最強の自己啓発は、引き寄せの法則でも、7つの習慣でもなく、財務諸表である」というブログ記事を書いたくらいファイナンスが大好きですが、「ファイナンスには人生の原則が詰まっている」という田中さんのお言葉通り、ビジネスの基礎教養の中でも、もっとも人生に寄り添った、生きた学問だと思います。
https://note.mu/future392/n/n78f7be75e096
尚、アカウンティングとファイナンスを混合にしているビジネスマンも多く、会計や簿記で挫折したから、ファイナンスにも苦手意識を持っている…という方が、わたしの周りにもいました。
が、会計と財務は全く異なる学問であり、私見ですが、会計は過去〜現在を整理する学問であるのに対し、財務は現在〜未来を描いていく未来志向の学問であるため、グッと面白いと思います!食わず嫌いで、かじってみないのはもったいない。