米国株は続伸、トランプ氏の米中通商合意巡る楽観で
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ダウ+0.23%、S&P500+0.12%、NASDAQ+0.35%。
米中貿易摩擦の交渉期限延期で中国株は大きく反発したが、米株はそこまででもなく、時間が経つにつれて上げ幅縮小。米株は大きく反発してきていて、Good Newsはだいぶ織り込んでいたということに見える。1年債利回りは+0.01ptの2.66%と小動きだが、ドル円は111円を超えて111.05円(一時111.2円まで推移)。日経平均先物は約40円上昇。
米株、業種別には素材+0.65%、テック+0.49%、金融+0.42%などがプラス、マイナスでは不動産ー0.81%、公益ー0.65%、生活必需品-0.51%、消費財ー0.31%となっている。
個別ではバイオ関連事業でGE→Danaherの2兆円以上の売却発表がありDanaher+8.52%、GE+6.39%(ちなみに昨年就任したGEカルプCEOは元々DanaherのCEOだった)。あとはWD+3.78%、Goodyear+3.77%など。マイナスではTripAdvisor -3.22%、Dish-2.65%、Kraft Heinz-2.06%など。ダウ、ナス、S&Pと米国株主要3指数ともに続伸。記事にあるように日中高値から失速して引けたとはいえ、じり高基調は相変わらず継続。目先は小休止を挟みつつ堅調な地合いが続く感じではありますね。もちろん急変の可能性も頭の片隅に置きつつ。
米朝首脳会談には目玉となるような合意は出ないと考えます。やはり米中貿易問題が今後の市場の動きを左右するんでしょうか。日経にも書かれていますが、全人代が終わるまでは習近平の沽券にかかわることが大きく動くことはないでしょうね。