普及率たったの3%、AIスピーカーの今後 なぜ普及しないのか:構造的背景と伸びそうな分野
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うちにはリビングにアレクサがいて、寝室にグーグルさんがいます。
アレクサは料理の際のタイマーに便利です。「アレクサ、10分タイマー」。
あと、そろそろ醤油がなくなるなというときには「アレクサ、買い物リストに醤油を追加」といっておきます。週末に夫婦で買い物にいくときにスマホを見ればリスト通りに買える。
音楽のスピーカーとしても悪くないので、普通に「アレクサ、GLAYをかけて」でOK。
寝室のグーグルさんの場合、ほとんど目覚ましですね。「ねえGoogle、7時にアラーム」で良いので、楽です。楽だからこそ、後回しにしないので忘れない。目覚ましをかけ忘れることほど恐ろしいものはありません。二度寝対策にも便利で「ねえGoogle、10分後にアラーム」でOK。
3000円程度のデバイスとしては無茶苦茶コスパよいと思いますよ。AIスピーカーがもらたす暮らしの変化を、未だ示せないのが普及しない要因の一つなのは間違いないだろう。
「これが有ると便利」ではなく、「これが必要」と思わせるような役割を見つけることができるか。
少なくとも今の暮らしの中で、私自身は必要を感じることがない。
しかし、普及により思いもよらない新しい価値が生まれることもあるので、これからの展開が楽しみなアイテムではあると思う。人間の会話ってそもそも抽象度が高いからです。
A「だりーなー」
B「ピザ食う?」
A「お、いいね。俺マルガリータ」
B「ピザーラでいい?」
A「俺クーポン持ってるわ」
B「じゃ決まり。小さいのでいいよね」
A「今日は嫁が晩飯担当だからな」
B「自慢か」
以上のBが人間の期待するパートナーです。
【追記】解説します。
A「だりーなー」
B「ピザ食う?」
Aは仕事で昼飯抜きで外回りでもしてきたのでしょう。帰宅前に自分のデスクに座って一息ついて愚痴をこぼしたその時に、Bは小腹が空いてる事を察してピザを食べて帰宅前の残務整理に向けて英気を養う事を提案します。
A「お、いいね。俺マルガリータ」
B「ピザーラでいい?」
Aはすかさず提案に乗り、マルガリータを注文してくれという意味で会話を投げます。Bはマルガリータがオーダーできる店の中でAがいつも食べていると言っていたピザーラを提案します。
A「俺クーポン持ってるわ」
B「じゃ決まり。小さいのでいいよね」
Aはピザーラのクーポンを持っている事を述べてピザーラで良いという許諾を示し、Bはすかさずサイズを尋ねますが、小腹を満たすという需要から小さめのもの(ピザーラのサイズではなく感覚値として)を提案します。
A「今日は嫁が晩飯担当だからな」
B「自慢か」
Aは今日は嫁の美味い飯が食えるから、という理由で満腹になってはいけない、つまり「小さめの」にOKと答えている。BはAが嫁の飯が美味いという自慢をしたがっているのを受けて、冗談を返して会話を終わらせます。
仮にBがAIだったとしたら、この時点で「ピザーラ」「マルガリータ」「最小サイズ」をパラメータとして記憶し、以下のページを参照しながら、オーダーフォームからAPIを解析して会社の住所へ届けるオーダーをこなす、という事になります。
https://www.pizza-la.co.jp/Item.aspx?id=0004575&ListId=pizza