仕事ができる人ほど、できない人に優しく振る舞うのは、マネジメントの定石。
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叱るのは個別が良い、とは昔から言われている定石ですが、マネジメント側にいると、皆の前で敢えて叱ることで規律や基準を示す、みたいな動機も出てきます。カルチャーを毀損しないという正義感、はたまた、効率を追求したいという意図かもしれません。
でも、やっぱり組織における心理的安全とそれに伴う自発的議論の風土と引き換えにするわけにはいかないので、やはり定石どおりが良さそうです。仕事ができる人は余裕があるから。
できない人は、他人を攻撃し、評価を低くすることで、相対的に自分を優秀に見せようとする。たとえ相手が部下であったとしても。
本当に優秀で実力がある人は、そんな姑息なことなんて考えず、俯瞰して全体がうまく行くことを考える。
厳しくしたり、冷たくしたりして、部下を萎縮させるようなことはしません。やる気を引き出し、気づきを与えて自主的に成長する機会をつくります。昨年4月に大学の助教になった頃、学生とメッセージをしていたのだが、あることを学生ができなくて、それにイラっとしたことがあった。
聞こえよがしにため息をつく私に、友人が言った。
「その子は、まゆの部下じゃなくて、学生だよ。怒るんじゃなくて、教えてあげなくちゃ」。
その時に思ったのは、できない・わからないことに対して「教える」ことは大事だけど、そこに「怒り」を重ねる必要はないんだということ。
この記事にあるように、チームの効果性を考えると、心理的安全性を確保するのは大事。怒りの感情を伝えることで、メンバーが萎縮してしまうのは避けたい。
でも、この記事の対応のような、ある種「無関心さ」を感じさせる行為も、心理的安全性を脅かすのではないか?とも思った。
だから私は、怒らず、教えられる人になりたい。。