洗練デザインの巨大モザイク惜しむ声 ビル閉館で解体へ

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• koizumi narifumi

  Just Memorandum

  ・2019年02月25日

  MEMOまもなく閉館する京都商工会議所のビル１階に、モザイクで彩られた大理石の床がある。黒の石で干支を描いたシンプルさが特徴で、全国の公共施設やホテルでモザイクを手掛けた洋画家の故矢橋六郎さん（１９０５～８８）の作品として知られる。
  モザイクは、壁面や天井に石やタイルなどの小片を埋め込んで図柄を表す芸術で、古代ローマ帝国の時代から教会などの装飾技法として伝えられてきた。日本では第２次世界大戦後の高度成長期の頃に作られたものが多く