沖縄県民投票、24日投開票 辺野古移設に初の民意
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注目のコメント
理解に苦しむこと、
1)普天間返還、辺野古も作らずという選択肢は自粛という発想
2)問題は台湾海峡のパワーバランスという本質を誰も言わない
3)事故の場合、同盟軍の負傷者への同情報道がゼロという冷血
4)そのくせ再発防止への申し入れは感情論が主体
5)基地経済+観光に加えた経済の柱について議論しない
6)経済的独立に程遠いのに政治的独立論議
7)そのくせ、自治強化といった中間案はなし
どうしてなんでしょう?辺野古埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票がいよいよ投開票を迎えます。期日前投票は22日の金曜までに、投票資格者名簿登録者1,156,295人のうち16.46%にあたる190,341人が投票を済ませ、最終日の土曜も多くの人が投票所に足を運んだようです。
自民党や公明党が積極的な投票呼びかけを控えるなかで、投票率が投票資格者の半数を超えるかどうかや、世論調査では多数の「反対」の票数がどこまで伸びるのかが焦点です。候補者をさまざまな観点から選ぶ知事選などとは違い、ワンイシューの選択肢で県民が意思を示す機会。辺野古移設問題の解決は極めて困難な課題ですが、今回の選択は重く、貴重な記録として歴史に刻まれることになるでしょう。住民投票の結果で直ちに何かが動くわけではありませんが、沖縄県民の意思表示の結果が残ることは意義あることです。将来に向けて、内政・外交・日米の安全保障政策などいろんな領域の議論において幅広い礎になることは間違いありません。また、これまで沖縄が積み重ねてきた議論と理論の結節点としても貴重だと考えます。インターネットの時代の負の側面として価値のフラット化があります。青山の児童施設への反対論と辺野古移転の反対論は、まるで次元の違うものですが、同じように扱われる恐ろしいリスクを現代社会は内在しています。その意味でも、今回の県民投票の実施は大きな意味があると考えます。
いったんは不参加自治体が出そうになった時、若者たちがハンストなどで異議を申し立て、大人の政治家が二択を三択にする知恵でまとまったことも教訓として歴史を刻んだと思います。