「メルペイ」がAndroid対応、コード決済も
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iDとQRコードの両対応して加盟店の垂直立ち上げは良いと思います。手数料は、売上金はチャージ原価がかからないという前提で、カードや銀行からのチャージと加重平均したらなんとかいける水準だという計算をされたのだと思いますが、1.5%だとかなり厳しいでしょう。トランザクション原価はペイできても、インセンティブ原資までは残らないと思います。そういう背景もあり利便性押しにせざるをえなかったのではないかと。しかし、メルペイによってリアルの店舗とメルカリユーザを繋ぐ事ができるので、一次流通と二次流通のユーザの動きを一気通貫で捉えることができる。これは大きい。メルペイで買うとメルカリで簡単に売れるといった事もできるようになる。決済だけで勝負をするのではなく、メルペイによって、メルカリをより大きくするという戦略は正道だし、競合が意外とやりきれていない事でもあります。加盟店開拓は一社でやるにはコストが莫大にかかるので、メルペイが中心となって様々な事業者同士が手を組むのは、土管のレイヤーとコンテンツのレイヤーを分離して議論する事ができれば上手くいくかもしれません。正道の戦略で個人的には好印象ですが、懸念もあります。ユーザも加盟店もメルペイを使う理由がないという事です。薄いインセンティブ、1.5%の手数料でどれだけ使われるのか?事実、135万の内訳はiD90万コードが45万ですが、コードはほぼJCBのQRコード決済スキームの加盟店だと思います。PayPayやLINEPayによってゲームチェンジしてしまったモバイルペイメントの業界に正道で挑むメルペイ。これからの動きが楽しみですね。
発表の要点は以下の通り。
・AndroidもiD決済対応(3月末までに)
・コード決済も開始(手数料は1.5%)
・JCBと提携(スマートコード)
・KDDIと提携(au pay)
・メルカリあと払い導入
さすが長い間仕込んできただけに色々と出して来ましたね。
競合と異なり、利用者利便性を考えて必要に応じて他社と連携するという点は非常に良い。
また、特にキャッシュレス利用意向が低い若年層女性に対してメルカリというユースケースは大きいです。
覇権を取るかはまた別ですが、メルカリの一機能としては非常に素晴らしいと思います。今日がメルペイカンファレンス2019でしたね。
Fujisawaさんが整理をしてくれていますね。引用させて頂きます。
⇒Fujisawaさん、もし理解ミスあったらご指摘ください。
・AndroidもiD決済対応(3月末までに)
⇒Apple Watch持っていてiphoneが7未満の人ってあまりいないと思うのです。ですから、iphone利用者は一部利用不可能ですが、Andoroidを利用の人は特に制約がないようです。
・コード決済も開始(手数料は1.5%)
⇒iDに対応していないお店ではコード決済をとのことですが、コード決済の加盟店は自力開発ですよね。これは営業力次第で利便性が変わってきますね。
・JCBと提携(スマートコード)
⇒JCBのスマートコードはかなり投資をしていて規格しっかりしていると聞いています。安心できるのでは?
・KDDIと提携(au pay)
⇒コード決済の加盟店をau Payと共有できるということでしょうか?元々尾青柳さんはKDDIとの縁が深い方ですので、今後の展開が楽しみです。
・メルカリあと払い導入
⇒これは、メルカリ月一払いとは別物なんですね。事実上与信を与えることになるのだと思いますが、そうなると、今後はクレジットスコアリングを本格化していくということなのかと思います。
他の記事のコメントで、メルカリで売ったお金は泡銭・・・・というコメントが見られたのですが、実際にはどうなんでしょう?
生活の足しにするために売っている人もかなりいるのではないでしょうか?
そういう人たちが、普段使いでメルペイを使うことで、クレジットスコアリングが上がり、日常生活の利便性が高くなるという循環を狙っているのだと思いますので、今後は、ビッグデータの活用方法に注目したいと思います。