統計不正問題「民間活用し統計充実を」 ナウキャストの赤井厚雄会長
産経ニュース
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注目のコメント
産経新聞のインタビューを受けました。
毎勤統計に端を発する統計不正問題がここまで波紋を広げるとは、正直驚いています。
予算委員会の集中審議を見ても、統計問題は今や政治的問題になり、負のエネルギーが溢れています。
統計改革に関わってきた一人としては、負であれ正であれ、この強力な政治エネルギーが、わが国の経済統計のあるべき姿を見直す推進力になることを期待しています。
特に政府の統計組織の体制立て直しと、デジタル化時代に相応しいデータの使い方を確立する歴史的転機になる可能性がある、というのが私の期待をこめた現状認識です。
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毎月勤労統計など政府統計の不正が相次いでいることを受け、総務省の統計委員会に設置された点検検証部会の初会合が19日、開かれる。職員不足などが指摘される中、今後の政府統計を考える上では民間の活用といった視点も不可欠となる。内閣官房の「EBPM(証拠に基づく政策立案)のニーズに対応する経済統計の諸課題に関する研究会」のメンバーで、ビッグデータを使った経済解析を行うベンチャー企業、ナウキャスト(東京)の赤井厚雄会長に政府統計のあるべき姿を聞いた。