サンダース氏、大統領選出馬表明 米民主党最左派
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次の任期がスタートする2021年には、レーガン、トランプという就任時最高齢記録を8歳も上回るわけで、現実的には当選はかなり難しいと思います。ですが、これだけの待望論があり、運動スタートと同時に資金がなだれ込んでくる中では、とりあえず「出ない」という判断はできないということなんでしょう。
とりあえず、左派の親分が出てきたことで、これから先の党内は「真正左派度」を競うようなディベートになりそうです。あるいは中道叩き、トランプ叩きの激しさを競うというような・・・
そのような偏った盛り上がりが、本選で勝てる候補を鍛えることになるのか、それとも「左派でないと予備選に勝てない、左派では本選に勝てない」という古典的な罠に陥るのか、いずれにしても注目ですね。
後は、民主党内の左派の若手(オカシオコルテス、オマル、タリーブ)などは、米国の親イスラエル政策に批判的(オカシココルテスは明言するのは止めてますが)です。ユダヤ系のサンダースとしては、その辺にクギを刺す思いも、(コッソリ)あるかもしれません。2016年の予備選挙では、知名度を上げましたが、黒人、ヒスパニックなどの票で、クリントンに大差を付けられました。
あと年齢が。。。ニューヨークの集会に2回行きましたが、終わってから奥さんと引き上げる時、ちょっと弱々しく感じました。サンダース的な候補が複数いる中、2016年選挙のような熱狂的な若者をとどめておけるか。16年で演説が抜群に面白かったのが同氏とトランプ氏。サンダース氏の場合は古典落語、トランプ氏の場合にはその場に合わせた即興話。