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「こういうケース、あなただったらどうする?」とか「もし過去に戻れるならどういう決断をしますか?」など、その人らしさが出る質問を深掘りしていきます。面接時間の半分以上、雑談することもあります。
いずれにしても、あらかじめ質問を想定して用意してきた答えには、その人らしさが出ていないことが多いです。こういう質問をしておけば大丈夫だろう、こういうふうに答えておけば大丈夫だろうという、〝型〟通りの面接スタイルから、企業側も学生側も脱却する必要があると思います。
次回は占部さんのセッションも勉強になりそうなので、学生さんはぜひ!
結構人によって、どうやって考えを聞き出すか?のプロセスや質問事項は違って、面白かったです。
私の場合は、ピカピカに準備されたストーリー(武勇伝もあるが失敗談も含めたもの。企業への動機にもうまく繋がってるので納得感はあるが、準備されたもの)を、短い面接時間で早く掘り下げて崩していく為の質問を心がけています。難しいですがw
あとは本人が主張するトピックとかけ離れた話題で質問をして掘り下げれば、それも早い段階での参考になる気がします。
そして最終的にはこちらが知って判断ということではなくて、お互いをわかる努力をした上で、事業内容やカルチャーとの相性見極めだと思います。
なので面接側も最大限分かりやすく自分たちのコアなバリューを伝えることが大事だと思います。
大切なのは何をやったか、よりも、そこから何を教訓として得たのか。最近よく言われる「抽象化」というやつです。一つの壮大な物語でなく、それから何を得てどう活かしているかの方が大切だと思うんですよね。
今は完全実務のインターンを1ヶ月以上(選考有、有給)を経てから最終オファーという流れを重視してます。インターンにしているのは、結局中で働いてみないとお互い分からないことがあるからです。※人数に限りはありますが、最近は常に社内に複数名のインターン生がいます
本音を知るにはそれなりに時間がかかります。時間をかければ良いとは思ってないので、出来るだけ短い時間でお互いを知る努力が必要だなと思っています。
なぜ日本の企業からスティーブ・ジョブスみたいな人が出てこないかというと、そんな人は面接で落とされるからです。
組織に属するとある程度は組織の考え方や風土に合わせないといけません。
我々の時代と違って合わなければ辞めてもいい時代になりつつありますから、自然体でいきましょう。
月並みな質問ですが、月並み以上のことが垣間見えて月並み以上におもしろいです♪