楽天も危機感、海外勢の脅威でネット旅行販売の勢力図に異変
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オンライン旅行販売市場内でのOTA間の競争が激化していますが、Google検索(写真、料金、レビュー等)の結果で宿を決める旅行者も増えています。主要なOTAの料金比較も一覧になっているので便利です。
楽天トラベルとじゃらんは温泉宿に利があります。ただ海外OTAも旅館開拓が進んでいるのでこの利も時間も問題。UIUXはシンプルで分かりやすい海外OTAが明らかに優れています。
仮に国内大手OTA2社が海外展開を図っても、Booking.com はヨーロッパ、エクスペディアは北米、Agodaはアジアに強く知名度でも難しいでしょう。そして国内での送客手数料は国内OTA2社だと5%ほど、海外OTAは10%ほどと倍あります。資金力を含めて国内OTAにとって厳しい状況で防戦が続くでしょう。旅行業界は、飛行機を利用する普段から出張の多いビジネス層の玄人化が進んでおり、旅行リテラシー格差の2極化がはっきりしている市場とも言えます。
「修行」と称してマイルを貯める人もいることを踏まえると、コアファンのマニアック度はスゴイですね。
一方で学生などのライトユーザーへの機会創出は、まだまだ手薄い印象です。記事にはじゃらんが紹介されていましたが、積極的に学生層を取りに行くキャンペーンって日頃目にしないですね。
今後人口が減ることがわかっている日本では、大学生などの潜在的需要の刺激策が増えてくることが予想できます。