サイト通信無料で自主規制 総務省が業界に要請へ
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この記事だけだと、「特定のサービス」を使いたい人が集まるキャリアになるっていう入口時点での期待値を無視してるようにみえる。
「特定のサービス」を使い放題にしたい人が集まってるキャリアなら不公平の度合いはそう大きく無いのでは?
注目のコメント
ネットワーク中立性の議論ですね。総務省さんのネットワーク中立性に関する研究会に資料が掲載されていますが、第三者の通信事業者による特定の動画サービスの優遇が中長期のサービス選択肢を狭めるリスクありという意見は賛成です。
技術的には今主流のDPI (Deep Packet Inspection )だと無料か有料か判別するために全てのトラフィックを通過させる必要があり、暗号化された通信解析に余計なリソース使うので、増えるトラフィック量に比例してゼロレーティングのための設備投資が必要ですし、あまり好きなアーキテクチャではないです。一部のプラツトフォーマー優遇を規制したいという根拠は分からなくもないのですが、↓この根拠はよくわかりません。これをいうなら他にもありますよね。
"無料となる通信料は契約者全体で負担するため、サービスを利用する人と利用しない人で不公平感が生じるとの指摘もあり"ゼロレーティングには「通信の秘密」と「ネットワーク中立性」の問題がある。docomoとau、MVNOだとIIJmioなどが提供していないのは、2つの問題があるからだと思います。
SoftBankは単価の高い大容量プランの提供、消費者の需要を優先したのかもしれません。
ゼロレーティングを提供する上で何が問題となるのか、「通信の秘密」と「ネットワーク中立性」について、IIJmio Meeting 13で公開された資料が参考になる。
IIJは「明確な同意」が必要、「対象サービスがコストを負担しないモデル」の提供は無いとしています。
『「悪ではないが、検討すべき課題がある」――IIJのゼロ・レーティングに対する考え (1/3) - ITmedia Mobile -』
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1610/31/news057.html
『てくろぐ: 親のスマホデビュー・海外ローミング・ゼロレーティング (IIJmio meeting 13資料公開) -』
http://techlog.iij.ad.jp/archives/2110