決済を基礎から解説、7種類のオンライン決済と6種類のオフライン決済
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日本ほど決済手段が乱立している国は知る限りお目にかかったことがないです。
先日、アメリカ人の決済事業を手掛ける会社の社長に話したら、複数の決済事業者からバラバラに入金があって、そのタームもバラバラ、お店での使い方もバラバラならば、1%くらい決済手数料から高くても、誰もが持っている決済手段に集約した方がオペレーションと経営は長期的に安定すると言っていました。つまり、お客様が何で決済すれば良いか考えないで済むのがストレスフリーに繋がると言うことです。
なるほど…
私は納得しました。これってよくよく見ると怖いですね。
要はクレジットカード与信通らない人向けってことでしょ。
『これまでもクレジットカードという形で後払いをする方法はありましたし、キャリア決済も結局のところは後払いです。しかし、ZOZOTOWNやメルカリには若年層の利用ユーザーも多く、クレジットカードを持っていないことも想定できます。そこで、そうした層に対して「その時に現金を持っていなくても商品が購入できる支払い方法」を新たに提示することで、ニーズを満たしたといえます。 』記事とは少し違った点で整理。
関わる主体でいえば、利用者・店舗(サイト)・決済業者の3者が関わる。手数料も記事で紹介されているが、いつ・どうやって払うかでリスクが変わってくる。誰からどれだけお金を取っていくかは、それによって変わる。
決済手数料は、その場で使われて勝機を逃さないための費用。なので、利用者側にはかからない(支払い方式によってどれだけポイントが返ってくるかが違って実質調整されることはあるが…)。
また、店舗(サイト)は個別にお金を回収する面倒は避けたい。なので、決済業者を使ったタイミングで入金タイミングに差があれど回収リスクは回避でき、決済手数料はそのコストを払っているともいえる。
利用者が決済業者にいつお金を払っているかで、金融的に見たときのコストは変わる。前払いは決済業者的には既にお金を回収済みでリスクがない(ポイントもだが、決済業者が破綻すると既に支払ったものが返ってこないリスクを負っているのは利用者)。後払いや、後払いのタイミングが長くなるほど、決済業者のリスクは大きくなる。なので一括や2回分割以外は金利コストがかかってくる。
回収リスク(信用コスト)がかからないという点で手数料を低くしうる余地があるのが、前払いとデビットカードのような回収までの時差がないもの。