【STEAM人材】心と頭をともに育てる──オローニ小学校
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注目のコメント
「ファシリテーション」能力を高める。
「STEAM人材」とか「○○人材」とか関係なく、教師に求められる力です。
「自主性」を育成するために不可欠なもの。生徒一人ひとりの潜在能力を引き出すには、教師がより柔軟になり、多様な価値観を認める必要がある。
まずは、教師自身が自分の限られた知識を教えるスタイルを変えましょう。生徒と一緒に成長するのです。非常にアバウトな捉え方かもしれませんが、時代が日本で言うところの戦後の教育から戦前の教育(思想教育は少し違いますが)に戻ったように感じました。
戦後、日本は大戦の反省から、様々なものを変えて(否定)きました。その中には、(アメリカへの憧れもあるとは思いますが)協働の精神や武士道といった日本らしい伝統文化も古い考えとして、何となくフェーズアウトしていったように思います。
現代、インターネットの普及やテクノロジーの進化により世界中の人々が繋がり、最も求められるスキル(素養)がコミュ力であり、考える力なのだと思います。
記事にある、ヤンガーズとオールターズの関係性や協働して新しいものを創り出すスタイルは、戦前の日本の教育(地域社会を含む)に元々備わってたものだと改めて感じました。
よく、「英語だけ勉強してもグローバルでは通用しない」と言われてますが、江戸末期から明治にかけての小国日本が、中華、欧米を相手に関係作りを発展させられたのは、日本古来の教育(儒教や武士道など)によるところも大きいのでは?と思います。
ここまでコメントを書いてきて思うのは、海外から学ぶ事も大切ですが、現代を生きる我々にとって戦前の日本からも学ぶべきものも多いのでは?という事でしょうか。この本はかなり興味があります。ただ日本でこういう取り組みをする時、これができる人材の確保が難しいと思います。こういう視点で子供たちと接する時、自分の受けた教育の常識を全部否定しなくてはいけません。叱らずに気付きを与えるために、何をするべきか。試行錯誤しチャレンジする大人がそばにいることが子供の為になるのか?と思いながら、子供達を見つめています。