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毎四半期、死に物狂いで税金を払っている自営業者の私としては、もう税金払う気がなくなります。しかし、アメリカ市民権を取って反トランプを叫んだところで、カリフォルニア州では大統領選ではまるっきり意味がないというジレンマ。

ちなみに政府閉鎖の影響で、市民権取ろうとしても政府側の作業がのすごい遅れていて、いつになったらできることやらわからない。

ますます、アメリカを脱出したい気が増しています。

ときに、誰が壁の工事をやるんでしょうか?テキサスやカリフォルニアの国境付近で、メキシカンの建設労働者を雇わずにどうやって?見ものですねー(棒
Total estimated cost for the border wall: $23 billion

Amount Trump wanted in government budget for wall: $5.7 billion

Amount Trump got in budget for “fencing”: $1.375 billion

Total amount Trump says declaring a national emergency will allow him to redirect towards a wall: $8 billion

That sinking realization that a ridiculous campaign slogan from 2016 is about to plunge the country into a genuine constitutional crisis: priceless

〈コメント元記事〉
https://bbc.in/2DLK7qH
ほんとうに非常事態と思ったら、
私財でも投じて壁を作り、その「功績」で時期大統領も当選する。
わずか80億ドルじゃないか。
トランプさんの財産の1%程度ではないか。
さらに貿易黒字の国からそれぞれ数十億ドルぐらいは出させないか。貿易戦争をやめる前提にして。
トランプの判断基準は、選挙に勝てるか?
であり、壁は選挙にプラスと判断していると
見られる。いわば民意だというわけである。

非常事態宣言は、他の予算を流用することを
可能とし、一度前例が作られると、議会の
合意なしに予算を好きに使える事になり、
共和党も懸念している。

本当に非常事態なら、議会も同意するのが
通常である。

https://www.bbc.com/japanese/47235524
非常事態宣言は、米国ではハリケーンのような天災、新型インフルエンザの流行、大規模なテロ事件などのような緊急の対応を要する事態に対処するのが目的です。他の一部の国にあるような、反乱やクー・デタのような政府転覆の試みを防ぐ戒厳令のようなものではありません。ただし、連邦政府に命令権を集中して各州政府が命令に従うようにする仕組みであるため、連邦と州の関係が慎重に考慮されるべき仕組みでもあります。
 早速、カリフォルニア州知事がトランプ大統領を告訴すると表明しました。おそらく他の州からも同様の対応が出てきます。連邦議会の民主党も、議会でこの非常事態宣言の法的正当性を審議するといっています。こういう「トランプ劇場」のような様相は、ある意味トランプ大統領の望むところかもしれません。とにかく、議会民主党との対立に加えて、トランプ大統領vs.全国の州知事、という新たなラウンドが見せ場になっています。
どこから80億ドルも調達するのでしょう。海部プロピッカーのお気持ち察します。
民主党は、法廷闘争に持ち込む見込み。

しかし、予算案に署名して政府閉鎖を回避した直後に、非常事態宣言、という一発逆転は、トランプファンにはたまらないでしょうね。型破りで、はあっ??という感じだが、最後までファイトをやめないというのが、いいんでしょうね。ほかの政治家だったら、大衆に受けても、政治家やメディアにけなされるのが嫌で絶対やらないですが。
職権乱用ですね。在住のプロピッカーさんの言葉で事象を身近に感じました。

アメリカの大統領制は、イギリスから独立達成時誕生した制度で、そもそもは権力の集中を阻む意図で作られているそう。立法という点では本来議会ファーストで大統領によるチェック機能だそうです。
先週の日経新聞書評にあった「ー政治制度から考えるー政治を再建するいくつかの方法」という本、冒頭の章で紹介されている。
著者は大山礼子先生(第32次地方制度調査会でご一緒している副会長)です。

以下、アメリカ政治の研究専門の浅川先生による「米大統領と緊急事態権限」。過去の緊急事態の例が紹介されています。
https://www.musashino-u.ac.jp/albums/abm.php?f=abm00004720.pdf&n=02_asakawa.pdf

今回のような、非常事態宣言の場合は司法が最終判断の壁となるようです。
トランプ大統領は「壁」と呼べるものは必ず作るでしょう。壁もTPPもNAFTAもパリ協定も、選挙のときから基本的に姿勢は一貫しています。そして、壁を作ることが選挙に有利と判断しています。そりゃそうです。コアトランプ支持の3割は揺らいだことがありません。そして、アンチ・トランプもまあまあ揺らぎません。つまり、反トランプの人たちに気を遣う理由がありません。最初から捨てているのです。
 で、壁は別として(あっても別にいいじゃないかと思いますけど。)、アメリカの今の移民政策に問題があることは確かだと思います。質と量においてここまで野放図でいることは、共和党民主党関わりなく問題がないとは言えない状況でしょう。「壁」が党派対立の中心になったことは不幸だと思います。移民政策について合意形成がなされるべきなのです。でも、もはやそういう雰囲気ではないですね。壁が党派対立の象徴になってしまったので。
思えば、トランプ大統領は選挙戦で、壁建設という単純なメッセージで有権者の熱狂を駆り立てすぎました。その成功体験からもはや逃れられなくなっているのでしょう。

海部プロのコメント受けて補足しますと、かつて取材していたイスラエルの壁建設現場では、パレスチナ人が多く働いていました。「金のためには仕方ない」という声を多く聞いたことを思い出しました。
確かに、壁作る!と言って大統領に当選したわけですから、民意と言えば民意ですが…一方で必要な手続き等を無視出来る例外的なことで、一歩間違えると独裁者です。

>過去には2001年の同時多発テロや、外国での紛争時に制裁措置を発動した際などに出されています。<

2001年の9.11の時に非常事態宣言が出されたのは覚えています。それと比較しても、メキシコ国境の壁建設が非常事態とは、どうしても思えないです。

海部さんのように、カリフォルニア州に住んでいる友人の何人かは、アメリカを脱出しようかとも話していました。
でも、カリフォルニア州にいると、トランプ氏は中南米の独裁者並みに他人事として避難されています。

民主党も難しい舵取りが迫られる場面、そして共和党議員はどうするのか?スタンスをはっきりして欲しいですね。

でも本当に、メキシカン労働者使った建設するのかしら⁇