【深層】フェイスブック広告が、中国で「バカ売れ」する理由
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facebookの強さよりも、中国の懐の深さを感じた記事でした。
自国での利用は禁じるけれど、自国企業の成長のためには利用ができる。
こういう風に「完全なる排除」ではなく、「融通がきく」というか「都合がいい」ところが、中国はすごいなといい意味で思います。
何年か前に深圳で、facebookを見た記憶があり、特別な地域で外国人利用者の多いホテルだからかなと勝手に考えていましたが、あれはVPNだったのかな。記憶が定かでありません。
元記事はこれですよね。
https://www.nytimes.com/2019/02/07/technology/facebook-china-internet.amp.html
TheNewYorkTimesの記事がタイムラグ少なく日本語でも読めるのは嬉しいことです。
元記事から一週間強で、翻訳記事となっています。
いろいろ調べたりすることがある立場から、原文リンクがあると嬉しいなあと独り言を書いてみました。ご存知の通り、中国ではフェイスブックは使えません。にもかかわらず、実はフェイスブックのサービスを体験できる「秘密基地」が、中国のシリコンバレーと呼ばれる深セン市に開設されており、そこにそうそうたる中国企業たちが訪れては、大量に広告を買っているーー。そんな知られざる実態を描いたストーリーです。
この記事を読んで初めて知ったのですが、フェイスブックの全世界の広告売上高のうち、なんと「フェイスブック利用禁止の国」である中国が、約10分の1である5000億円以上を占めているということ。もちろん中国企業が、米国などに向けて打っている広告ではあるのですが、そんな大きなポーションを占めていると初めて知りました。
NewYorkTimesの秀逸な記事が、ほぼリアルタイムで日本語で読めるのは、NewsPicksのプレミアム会員の特典のひとつです。ぜひご一読ください。中国で禁止されているフェイスブックに中国企業が広告出稿することは、問題視されていないようです。しかし建てつけは「体験センター」という奇妙な場所を通じて。
海外にブランドを広げるためには、フェイスブックやインスタが有効と考える中国企業が多い。だから中国の広告出稿学はフェイスブック総売上高の1割を占める。
フェイスブックにとって、中国は重要な顧客。米中貿易戦争でも、デジタル広告は対象外。