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米J&J、内視鏡ロボット開発のオーリス買収で合意-34億ドル

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    Auris Healthはロボット気管支鏡で世界をリードしてきた企業です。

    気管支鏡とは、気管、気管支という体内の空気の通り道を直接観察する内視鏡です。胃に対する胃カメラ、大腸に対する大腸カメラがありますが、これは気管支カメラという位置づけです。肺にがんのような病気ができたとき、胃カメラで胃がんを観察して組織を取るのと同様、この気管支鏡を用いて内部を観察し、組織を採取して診断に結びつけます。

    胃カメラなどとの違いの1つは、気管支と肺はぶどうの房のような構造をしており、気管支が入り組んで内腔も細いため、正確に安全に先の方まで内視鏡を進めるのが難しいという点です。

    現状の内視鏡のコントローラーはとても原始的な回転式のものになっており、それを回転することで先端が上下動します。これに操作者の内視鏡の管自体のひねり動作を加えて先端の位置どりを行ない、さらに深い位置に進めていくというプロセスを踏みます。このため操作者の熟練が必要でした。

    Aurisの開発したロボット気管支鏡は、先端部に「ロボット」を取り付けており、内視鏡の先端を動かすコントローラーはまさにゲームセンターのそれのような360度回転するレバーでできています。このため、ユーザーフレンドリーで自由自在な角度で動かすことができます。また、タッチパネルを用いて手元で位置確認しながら次の行き先を見定められるようで、臨床研究では既存の気管支鏡では届かなかった部位まで観察できたと報告しています。

    なんだかAurisの営業マンみたいなコメントみたいになってしまいましたが笑、今後も技術面ではこのロボット気管支鏡で世界をリードする企業でしょうから、J&Jによる買収、経済的バックアップにより、飛躍的にさらなる技術開発が進むかもしれません。


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