高い共感力こそが、ビジネスリーダーの「最強の武器」になる理由
コメント
注目のコメント
確かに記事にかかれている通りなのですが、ここには理想と現実に大きな乖離があるのも忘れてはいけないです。
日本の大企業に努めている方はピンと来るかと思いますが、リーダーポジション(プロジェクトのリーダーではなく、組織職としてのリーダー)の人は、人当たりこそ良いが、仕事は仕事と割り切ってロボットの様に働くタイプが多いです。そこには共感力はありません。これはこのリーダーの更に上の人間が自分の言いなりになりやすい人を集めているからです。この結果、自分の手足として動いて、何をやっても文句を言わない人がリーダーポジションになる。
可哀想なのが末端社員、機能しないリーダーに振り回されるので、心身ともに疲労します。ただ、不満を言うだけでは何も変わらないので、末端社員が共感力を持って上司と接することが求められるのだと思います。上にこき使われるが改善一つ出来ないリーダーの苦悩を共感し、助けてあげることで、組織が少しずつ強化されるかと思います。オフィスに流れているモノは、「お金」「情報」そして「感情」です。リーダーはそのすべてを統制・統率しなければなりません。そして、多くのリーダーが最も苦手とするのが「感情」です。
優れたリーダーは部下や仲間とのコミュニケーションに際して、決して「否定」から入りません。相手の言うことを理解する努力をし、「共感」し、それを口に出して表現し、その上で「更にこうするといいと思うよ」とか「僕の経験では・・・」とか重ねていき、相手に気付きを与える。相手を考えさせて成長させる。エナジャイズさせると言い換えても言い。
私もそのように、いつも心の中で自分に“Yes・And”でいくんだぞと語りかけている。プロジェクトリーダーなどをやっていると、共感力というものの必要性は嫌でも感じます。
そして「チームのニーズを把握する」という点で言うと、「認められている」などのメンバーの承認欲求を満たすのも大切ですが、その者のキャリアや成績(何にコミット)しているかなどを把握して寄り添ってあげることが大切だと思います。
いくら上司に認めてもらえたからと言って、その人の望むキャリアや望むKPIの達成に結びつかなければ片手落ちというものですから。