マイティAIは、CEOを病で失うという苦難をどう乗り越えたのか
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心震わせられる記事。
特に最後の小テーマである
「人生を楽しみ、大切に生きるべきだ」
は、私が今まで読んできた数あるテーマの中でも最も素晴らしい小テーマでした。
時間がない方はここだけでも一読する価値はあると思います。一人の理系として読んでみると、偉大な創業者が去った後を継いだ技術畑出身のリーダーがどのようにしてリーダーたろうとし、どのように苦悩したかという点で重要な示唆が含まれる記事だと思います。
「マットは社交的で明るく、人を鼓舞するリーダーだった。一方の私は、ずっと技術畑を歩いてきた人間で、マットと比べると物静かで控えめだし、華やかな言葉で話したりもしない」
と自ら語る人間が、
「ただ、話し方は時間とともに変わったと思う。インスピレーションが必要なのはたしかで、私は自分なりのやりかたで、そうする方法を学んだ。
マットのように話したり、マットと同じようなたとえ話を交えたりするという意味ではない。むしろ、自分のストーリーを見つけ、それをどのように語ればいいのか、従業員を鼓舞するにはどうすればいいのかを、模索しながら見つけていった」
と変わって行くプロセスにこそ、働く人間の本質と言うべきか、スタートアップのような変化の速い環境で働くことが人間にどう影響するかを如実に示していると思います。未だ多くの優秀な若者がスタートアップで働こうとするのは、まさにこうした「自分自身の変化」を求めるからなのではないかと思います。