「男性or女性」に偏らない子どもを育てるには? ジェンダー・ニュートラル教育先進国、スウェーデンに学ぶ
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ジェンダー・ニュートラル教育が導入してから、子どもたちの学校の不登校や不安障害が増え、国際的にもスウェーデンの国家レベルでの教育の質が落ちてきている
これは本当だとしたら(誤解を恐れずに言えば)興味深い傾向。ニュートラルにすることでアイデンティティクライシスが起こるということか?かなり疑似相関の可能性も高い感じがしますが……。
著者のDavid Eberhard氏は検索するとそれなりに有名なスウェーデンの精神科医の方のようです。原典までは時間切れで参照できず。この問題は、非常に難しい。
そもそも人間とは、差別を活用して優位性を獲得するという手法を、有史以来使ってきた。
人種差別、民族差別。日本でも士農工商、さらにその下にまで階級を作った。同じ日本人の中でだ。
そして、これらの差別は21世紀の現在に至っても、世界中で根絶されていない。
何が言いたいのかというと「同じ人間なのに差別する」行動が治らないのに、生物学的に「明確な性別」がある男女を、まったく同じに扱うということが可能なのか?ということだ。
生物としての機能が明確に違うので、思考も大きく違う。これらを「違わない!」と教育することが正しいのか?
性別によって、社会的チャンスに不平等があってはならない。それはもちろんだか、男女は同じではない。
違いを認めあって平等に扱うのと、同じなのだ!と違いを認めないのは、まったく意味が違う。
どうも、こういう議論には非理性的に大声を出す人達がいて、その声が逆効果を発生させていることが多くあるような気もする。ジェンダーに限らず、年齢にもニュートラルですし、総じてニュートラル!
ちなみに4歳の娘のプレスクールでは、確かにコップ・プレート・ナイフ・フォーク・スプーンはIKEAのプラスチック製のカラフルなアレですし、記事のとおりままごと部屋や工具部屋もあります。
が、それでも子供はやはり女の子は女の子同士でつるんでいる印象です。
またよく行く大型屋内アスレチックパークでは、誕生日会用のスペースを併設しているのですが、主役が女の子と男の子とで当然人気の部屋が違います。
おもちゃ屋さんを見ても、女の子が好きそうなピンクっぽいコーナーもちゃんとあります。
ジェンダーから離れますが、現地で生活して外国人差別を感じたことはないですが、やはり小さい子供は正直で不審者を見るように見てきます笑
ただそうした小さい子供も、大人になる過程でスウェーデン社会で求められる振る舞いが出来るようになるのですから、プレスクール後の教育過程も大きな影響を与えているはずです。続報が楽しみです!
(個人的に驚いたのは大学をはじめ多くのトイレが男女共用なことです)