池江璃花子選手が白血病を公表 「信じられず混乱」
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驚きました。
急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病のいずれも、癌遺伝子のタイプなどで治療は細分化され、同時に標準化されています。
かなりの確率でがん細胞が検出できないレベル(完全寛解)に持ち込めますが、選手生命や女性としての将来も危惧されます。
我々も辛いですが、やはり本人のショックは想像を越えると思います。
まずは完全寛解に持ち込めるよう心からお祈りしています。血液内科医としての推測ですが体調不良でとあり、症状があったとすれば少なくとも慢性ではなく急性白血病ということでしょうか。その中でもさらに予後のよいタイプであればと願います。
一流のアスリートとしても女性としても非常に不運なことと思いますが、完治し、復帰できることを心から祈っています。
まだまだ先のことでしょうが癌サバイバーでもアスリートとして第一線で活躍できるような世の中になればと思います。
なお、健康な方や出産予定されている方は骨髄バンク、臍帯血バンクへの登録検討をよろしくお願い致します。又は献血を行うことでも血液の病気に限らず多くの患者さんにエルーを送ることができます。驚きです!
白血病は悪性腫瘍の中でも治癒の可能性のある疾患です。様々なタイプがあり、それによって治療効果も様々です。
オリンピックを目指しながら体の不調との戦いもあり、相当苦労されたかと思います。
まずは治療に専念する事がとても大事だと思います。
この若さでトップを目指してきたプレイヤーですから、肉体的な課題以上に精神的なケアにもしっかり取り組んでほしいです。
また活躍する姿を見たいです!