「機能はあるか」。既存ビジネスに依存しない住友商事のルール
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注目のコメント
大企業は大企業にしか起こせないイノベーションがある。全てのイノベーションをスタートアップが担うわけではないし、担うこともできない。
その時に大切なのは、スタートアップと同じでやはり「個」の力だ。
システムを整備し、ルールで管理することで日本の高度経済成長は成り立った。個々の力よりもシステムの力を重視したわけだ。これによって大学で実質何も学んでいないバカな若者を一括で雇用し、会社の中で「●●マン」に育成する方が効率が良かった。
日本の大企業のs成長が止まった理由の一つは、ルールによる統制が行きすぎたせいだ。コンプライアンスやコーポレートガバナンスなど、個性を殺し、システムの歯車になることを社員に求める。
それではイノベーションを起きない。イノベーションを起こすプロセスは合理性によって定義されない。個人が現場で感じた感性とそこに全力投球する熱量だけがイノベーションを起こす。それは不合理だ。
大企業が、そのリソースを持って、「個」の力をフル活用することだけが、日本の経済に活路を見出す。
QT:
"ビジネスの課題も答えも、現場にしかない"
"現場で課題を把握し、新技術や革新的なアイデアを持ったパートナーをつなぎ合わせることで、これまでにない画期的な仕組みを創り上げる"タイトルにもしましたが、「機能はあるか」という議論についてのお話が一番興味深かったです。
たとえ儲かる見込みがあっても、「機能=世の中の役に立つか」という軸で見て、基準を満たさなければ、住友商事としてはやらない。
社会に与える影響が大きいからこそ、こういった視点が生まれるんでしょうね。
それが大きな組織全体に浸透していることも含め、まっすぐ感動しました。
私はこんなに大きな組織で働いたことがないので、大企業の方たちの意見が聞いてみたいです。
ぜひコメントください!「自動車産業は100年に一度の転換期にあると言われています。CASEやMaaSなどが話題に上りますが、クルマ自体がなくなるわけではない。電気自動車にしても自動運転にしても、走る、止まる、曲がるといった根本的な機能は必要です。
自動運転が発達してくると伸びるのは航空関連(より精度の高いGPSが必要になるため)かなぁーって安易に考えていて、ブレーキの精度に目を向けたことはなかった。
だけど、考えてみれば当然よね。車はどんなに変わったとしても、必ずブレーキが必要になる。
物事の本質を見失わないようにしていきたい。