【超図解】京都発、「100年見据える」ベンチャーが世界で勝つ
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文中にあるとおり、京都の企業には、「真似をしない」印象があります。
「物真似をするようなメンタリティーであれば、そもそも京都に本社をおかない」
という話を京都企業の方に聞いたことがあります。
豆腐の概念を変えた、こちらの会社も京都です。
http://otokomae.jp/
こんな記事も出ていました。
LINE京都オフィスに応募殺到 企業に“京都ブーム”のなぜ
https://dot.asahi.com/aera/2019020600033.html?page=1
「いま京都市内でオフィスを見つけるのは至難の業」とのこと。20世紀に始まった京都企業でも、先祖代々京都で商売をやって来た人が創業した、というところは多く、ここで挙げられている企業もそうだと思います。京都で代々やって来た人たちは、商人という生き方はどういうものなのか、という理解が抜きがたく染み着いていて、お家を存続させていくにはどう行動するべきか、という行動規範も身に着いています。
一代で創業した人だと「金を残して何になる」という発想を時にはするのかもしれませんが、「お家を守る」という明確な目標があると、長い目で自社に損になることは絶対にしなくなります。それはやはり大きな違いで、京都の商人が、ツイッターで100万円をバラまいたり、全く手がけたことのない新規事業にいきなり手を出す、たとえばテレビ局を買収しようとする、といった挙動に出ることは考えられません。
それに加えて、やはり京都は大学が20以上あって、人の出入りが活発で、東京以外で毎年こんなに若い人たちが集まってくる都市も日本にはありません。スタンフォード大学やヘブライ大学がベンチャー企業の集積のきっかけになったように、京都の商人の会社の周りを20万人以上の学生がうろついているという、組み合わせの妙はあると思います。