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“マンガの神様”手塚治虫、没後30年! 手塚マンガの魅力を再発見しよう

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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    「日本動画興亡史 小説手塚学校」 https://amzn.to/2MWRhgb おすすめ.
    漫画の神様「手塚治虫」が立ち上げたアニメーション製作会社「虫プロダクション」の初期の様子を膨大な資料と関係者のインタビューであぶり出している.副題は「日本動画興亡史」.
    何にでも初めてが存在し,そこには少なからずイノベーションが存在する.手塚治虫は東映動画の嘱託として,1960年の劇場長編アニメ「西遊記」の構成,1962年の「アラビアンナイト・シンドバッドの冒険」で脚本を務めた.一方,自身のスタジオ「虫プロダクション」を1961年に自宅隣に建てた.そこで,手塚が企画したのが,テレビで毎週30分のアニメを放送すること.当時それは労力的に絶対不可能と言われていた.そこで手塚が生み出したのが「リミテッド・アニメーション」.1秒24コマのすべてに絵を当てていく従来の手法を「フル・アニメーション」という.これでは製作が間に合わない.そこで,1秒あたり8枚(3コマにつき1枚)まで絵を減らし,さらにキャラクターの体や顔の輪郭は動かさずに目や口だけを動かすという手法を採用した.そこまで絵が少ないとカクカクしてしまうようだが,不思議なことにそれほど違和感を感じないのは,手塚アニメがしかっりとしたストーリー性を持っているから.また一度使用したセル画を保存しておき,同じようなシーンで使い回すバンクシステムを考案した.そうして生まれたのが「鉄腕アトム」(1963年1月1日放送開始).
    アトムの制作費は一話あたり製作費は格安だった.それでも虫プロが成り立っていたのは,手塚が本業の漫画の収入をつぎ込んでいたためで,安く受けてテレビアニメの独占を狙っていたという.またアトムのキャラクタービジネスの可能性を早くから理解していたためでもあった.鉄腕アトムはすぐにアメリカにも輸出された.現在のアニメ業界の低予算は,このときの手塚治虫に責任があるという意見もある.
    手塚治虫はとにかく忙しい.アニメの仕事をするからといって漫画の仕事を減らさない.殺人的な忙しさである.しかも何でも自分でやりたがる.当然,手塚が担当する回はスケジュールが遅れがちになる.


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    iU(情報経営イノベーション専門職大学) 学長

    手塚治虫さんが歴史とならないようにしたい。
    浦沢直樹さんがぼくの授業で語ったのは、手塚さんによるマンガ革命でした。
    1947年「新宝島」が静的なマンガ表現にハリウッドの動的表現を持ち込み、セリフ抜きのスピーディーなアクションをコマ割りと描画とクローズアップで表現した、その衝撃は、トキワ荘の作家陣に繰り返し語られているとおりです。右から左へ、そしてまた右下から左へ、コマをなぞる時系列の文法も作りました。
    そして浦沢さんは1964年、つまりまだ3-4歳のころ出会った鉄腕アトム「地上最大のロボットの巻」、それまでの子ども向け勧善懲悪を打破して、善悪の白黒が割り切れず灰色で悩ましくも悲しいストーリーに、深くショックを受けたのだそうです。
    さらに1973年、13歳の午後、「火の鳥」を読み、そのまま庭の木を眺めたまま、すごいものをみたなぁ、とぼんやりしていて、気がついたら夕暮れだった、その間、みたものを反芻していた、理解しようとしていたのかもしれない、というインパクトを語っていました。
    その衝撃が大作家・浦沢を産んだ。手塚さんが今に生きている。

    ぼくが審査員を務める日本商品化権大賞は今年、手塚治虫さんに特別栄誉賞を授与しました。「鉄腕アトム」は1959年に日本作品で初めて商品化権をライセンスした作品。700のマンガ作品は今も商品化されています。
    ご子息の手塚眞さんによれば、当初、商品化には批判もあったが、手塚治虫当人はそれを通じて子どもたちが作品世界に親しむことを強く支持していたそうです。

    生前、手塚治虫さんに国民栄誉賞を与えることができなかったことが悔やまれます。


  • 再エネ事業会社 Senior Asset Manager

    前から思っていたのですが、日本円の紙幣の肖像に、手塚漫画のキャラクターたちが使われたら素敵だなと。

    夏目漱石もいいですが、火の鳥やブラックジャックのお札だったらほっこりしませんか。


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