9日 大雪のおそれで羽田と成田で欠航便
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嫌なニュースですね。子供のころはあんなに嬉しいニュースだったのに、、、大人になると大雪で良いことはありません。
これから成田空港に向かいます。まだ雪は大丈夫ですが心配です。
セブ行き、ちゃんと飛んでくれるかな、、、
私のいるフィリピンのセブ島は雪が降らないのでみんな雪が大好きです。
日本に来て、一番見たいのが雪なのです。
みんな雪が降ると、とても寒いという事も、交通機関がマヒして大変だという事もしりません。
帰ったらみんな羨ましがるのだろうな、、、、飛行機は、雪を翼や機体に載せた状態では揚力を十分に生み出せないため飛ぶことができません。雪や氷を機体にごちゃごちゃと載せたまま飛ぼうとしたフロリダ航空機がワシントンのポトマック川に墜落してしまった事例は、航空関係者ならば知らない人はいないような事故です。
そこで、雪や氷がつかないように除氷・防氷作業が必要となります。具体的にはお湯をかけて氷を解かし、そこに粘性のあるエチレングリコール液(不凍液)をかけて防氷します。
防氷液は効き目がある時間の制限があるため(並の雪であれば作業開始から1時間ほどです)、普段と比べると出発の直前に一連の作業が追加で発生することになります。
こうなると航空ダイヤの維持はもう不可能で、滑走路等の運用に制限がなくても防氷作業だけで遅延が発生してしまいます。
遅延が玉突きで発生しコントロール不可能となることを防ぐため、できる範囲で機材繰りの繋ぎ変えをしたり、「間引き」を行って機材繰りにあえて余裕を作ったりします。
このために発生するのが今回の欠航便ということになります。お客様にはご不便をおかけして申し訳ありませんが、どうぞご理解をいただければ幸いです。太平洋側の雪は珍しい☃️❄️
でも東京は、1年に1ー2回は降りますね。
観光産業に携わる私にとっては、雪は自然の恵みでしかない。
年々スノーアクティビティ目的に訪日する外国人は増えています。観光庁の推計では、2017年で85万人。
スノーで訪日というと豪州のイメージが強いですが、実は85万人のうち、アジアからが52万人を占めます。
中国本土では2022年の北京オリンピックに向けて、スノー人口三億人と喧伝されてますが、(まぁ、大きくいう国だけど、1億人くらいにはなるかな?)中国の森林率は国土の3割で、偏西風はモンゴル平原やゴビ砂漠やらの乾燥地帯から吹くから、案外、自然雪の降る地域は少ないです。
しかし、日本は間に日本海があるので、たっぷり海の水分を含んだ風が、火山列島にあたり、日本海側は豪雪になる。
新潟や福井はどっさり降り、適度に水分が落ちた風が、白馬や野沢温泉辺りではちょうど良いパウダースノーに。(豪州に人気)
そして軽井沢辺りでは、「群馬のからっ風」と言われるように、もうほとんど雪は落ちてしまっているので、人口降雪機が活躍。ただ、アクセスの良さと軽井沢の知名度で初心者層の多いアジアからのスノー客には人気。
なお、日本の森林率は国土の7割ですからね、山だらけの国。
最後に関東平野まで来ると、もう完全に水分はなくなり、雨も雪も降らない晴天が続き、連日の乾燥注意報と、人口密度によりインフルエンザが猛威を振るう。
対して雪国にとっての、雪は山に積もった、自然の肥料。
春になれば溶けて山のミネラルを含んで水田に流れ込み、それが美味しいお米を育てる。雪国は米どころ。
そして、美味しい米と水は美味しい日本酒に。
雪解け水は、地下水にもなり、火山のマグマで温められて、温泉として湧き出す。
雪はもちろん大変。
だけど、やっぱり観光大国日本の、豊かな自然の恵みとも言える。そんなことを考える土曜の朝。
WAmazingは、それを世界に届けたい。^ ^