日産 不記載の“ゴーン前会長報酬”91億円余を決算計上へ
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注目のコメント
出所が不明な噂話でコメントするのも憚れるが、いろいろハチャメチャなストーリーだ。
まず、確定した報酬だったのか、報酬ではななかったのか？
そして、確定報酬の場合、ゴンさんへの損害賠償請求の理由は何とするのか？
また、その場合、確定報酬を黙認した当時の取締役会の会社法上、金商法上の責任はどうするのか？
一番整合的な説明は、確定報酬ではなかった、取締役会は報酬支払疑惑については不知で、承認決議などは存在しないとすることだ。
従って、ゴンさんへの損害賠償請求は報酬についてではなく、何らかの内部規則違反、取締役の職務義務違反などの、不法行為責任に基づくものでしかないように思う。
こんな会計処理の適法性に偏ったことを検討しているなら、会社を自滅させる自爆でしかない。疑惑の焦点はもはや、有報虚偽記載のレベルではないのに。
西川さん、貴方らは何を心配し、誰の何を守ろうとしているのか？ふーむ。その91億円、日産の取締役会としては確定債務だったと見做す訳ですか。会長への何らかの報酬、かつ、それだけの高額な報酬なのですから、当然取締役会での決議が過去にあったということですよね。
となると、決議しているのに有報に記載しなかった、ついでに言えば会社法計算書類にも記載しなかったということになると、それって取締役会メンバー全員＆監査役会メンバー全員がアウトじゃないですか？
普通に善管注意義務違反で株主代表訴訟ものだと思うんですけど。
日産的にはゴーンさんが言っているように確定債務ではない＝会計処理する必要がないもの、と立場を翻した方が良いような、、、？・ゴーン前会長の報酬を確定するとして、第３四半期決算に合わせて91億円余りをまとめて計上する方針を固めた
・これに伴って、有価証券報告書を８年分、さかのぼって訂正する方向で検討している
これをそのまま読むと、3Qの決算発表に合わせて91億円を計上するのは決定しているが、過年度をすべて訂正するか今期一括かはまだ未確定、という状況なのでしょうか。
本人が否定している報酬を確定させるという、なんとも珍しい事例ですね。
