ファミマ子ども食堂への3つの懸念と意見(藤田孝典)
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注目のコメント
藤田氏への批判が殺到していると聞いてこの記事を見てみると、この件に関する限りは非難までされるような内容ではなく、極めて普通なことをおっしゃっていると思います。いろんな立場に配慮してほしいというだけで、ファミマの取り組みに反対しているわけではありません。皆さん先入観が大きいだけではないですかね。
ファミマのこの取り組みは子ども食堂として進めればいいし、その一方で、ワーキングプアをなくす取り組みも進めたほうがいい。
時間に余裕がある年配の方々がボランティアで料理を作ってくれるのはありがたいことです。僕はそうしたコミュニティの活動を側面から支援しているので感じるのですが、そうした活動を尊いと思う一方で、実際に活動していらっしゃる年配の方から聞こえてくる声の中には「活動の労力負担が重い」というものも多いのです。
だから、年金をもらっていない子育て世代や事業者等が有償であってもこうした活動に参入することには意義があると思いますし、子ども食堂だって貧困対策や「手作りの温かみ」に特化しなくてもよく、単に地域の交流推進という目的であっていいと思います。
仕事との兼ね合いや体力的な問題で余裕がないのなら「手作り」にこだわらなくても交流はできますし、何らかの労力負担に対して報酬を出せる余裕があるのなら報酬によって担い手を増やすことも有効だと思います。学校でもよくありますが、子どもの給食用ナプキンは手縫いでと指定しなくても時間的な余裕がない人は市販のナプキンを買えばいいですし、エプロンの洗濯だって方法は各家庭に任せればいい。さらに言えば、学校に持っていく弁当だって手作りがいいという考え方がある一方、お金を払ってコンビニのお惣菜を利用する家庭があってもいいじゃないですか。