反転マネー、リスク資産へ
日本経済新聞
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注目のコメント
記事の結びに「市場の混乱に対応した金融政策の修正が将来のリスクの芽を育てる矛盾に陥りかねない」とありますが、だからといって市場の混乱に対して手当てしなければ批判の的になることは不可避なわけですから、これも勘案した上で今後のシナリオを構築しないと、先行きを見誤ることになるでしょう。
もちろん、それでも見誤るおそれを完全に払拭することができるわけではないですから、いくつかのシナリオを想定しておく必要はありますが。確かにここ3〜4ヶ月の各指数ボラは異常です。
その中で、着目しておきたいのは、FOMCによる利上げ停止示唆による世界的株価反発の中で、日本の戻りの動きが弱い点。(ダウは48%戻しに対し、日経平均は18%の戻し)
また、成長著しい中国ですら人口減少とそれによる成長の限界が指摘されてきています。
世界経済減速の流れにあり、国内でも少子高齢化等の問題を抱えている中、政策や企業がどのような選択肢をとって経済成長支えていくか、幅広い視野で危機感を感じながら考えなければいけないタイミングにあると思います。