すごい人材の宝庫ウクライナ。日本人起業家が注ぐ熱い視線
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東京とウクライナでの取材、執筆を担当しました。ウクライナのテクノロジー人材には世界的なサービスを開発した人物にウクライナ人や出身者が少なくありません。日本で知られてるものとしてはペイパル。日本で馴染みがなくとも、メッセンジャーアプリで世界1のWhatsAppもウクライナ人の考案。個人的には、急成長のグラマリーも活用しています。
ウクライナが輩出する優秀なテック人材に日本人起業家たちが気付き初め、現地に足繁く通っています。ウクライナから越境してバンコクや東京で働く人たちも出てきています。
ウクライナの新たな素顔に迫ります。本日配信の前編は、日本人起業家の視線からみたウクライナのテック人材の魅力について取り上げました。(取材頂いた通り)テック大国としてイスラエル・エストニアは有名なものの、その両国に行ってもエンジニアは採れない。
世界中からオファーがくるしいい人材は高すぎる。
が、実は両国ともに人口の25%を占めるのはロシア系住民。
血筋・教育・ソ連時代の軍事拡張で育ったロシア語圏の人材、採用するならどこが良いか?
その一つが質・人口・賃金・ビザなし渡航可という点から導かれるのがウクライナ。
一方で外国人エンジニアといえばベトナム・インドですが、東南アジアには数学教育の土台が掛けており、インド圏は日本人と生活文化差が大きい。
そんな中、アーリーアダプターが採用に集まるのがウクライナ。
記事にないウクライナ情報としては、「狙い目は首都じゃない」という視点もある。
首都はどこの国も流動性高く賃金も高め。
地方はそれがないので特に拠点作る・自社採用セミナーするという場合は地方の方が圧倒的に良いので記事中の芝さんが最初の出会いとしてハルキフだったのはすごい。
ウクライナはギリEUではないため、マーケットアクセスも考えてEUにほしい場合はポーランド。
すぐ北にあり、ウクライナ人は入国も優遇されてるので採用的にカバーできることもあり友人で暗号通貨OmiseGoやってる潤さんも2015くらいから開発チームを持ってた。
また、記事にある通り世界中駆け回るモンラボ鯔川さんに教えられたアルメニアもソ連時代の兵器研究地域だったのでハイレベル人材が多い一方、国内産業に乏しくお勧め。(ちなみにアルメニア人は海外に多く、米国ではユダヤの次に大きな移民)
ウクライナはこれらの地域に一歩踏み込む入口としてお薦めなので、給与水準や他にも有望なスタートアップ情報など知りたい場合はこちらをご参考に。
https://globity.tech/tech/ukrine/ウクライナのエンジニアは本当に優秀な人が多いです。
一つの理由は職種による圧倒的な給与格差。医者になるよりエンジニアになる方が稼げる。かつトップクラスのエンジニアはシリコンバレー、ロンドン、モスクワに引っ越せて海外で働けるなど。要はエンジニアが花形の職種なのです!
弊社バンコクオフィスはウクライナ、ロシア等のCIS諸国のエンジニアがどんどん増えてます。加えて日本、台湾、ベトナムとアジアの優秀なエンジニアも集まってます。皆グローバルなオープンな環境でかつ最先端の技術をシェアしたり楽しみながらコードを書いてますね。本気で世界で勝負するなら世界中から優秀な人をリクルーティングしないと。特にエンジニアは英語が必ずしもネイティブじゃなくても世界で戦えます。